フリーコンサルの案件概要|2026.03.01
フリーコンサルの業務改革案件とは?BPR案件の種類・単価・必要スキルを徹底解説
フリーコンサルの業務改革案件とは、企業の業務プロセスを根本から見直すBPRプロジェクトにフリーランスとして参画する仕事のことです。...
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フリーコンサルの案件概要
2025.10.24
フリーコンサルのM&A案件とは、フリーランスのコンサルタントが業務委託で受けるM&A関連の支援業務です。
「独立してもM&A案件はあるのか」「どんな業務で、単価はいくらなのか」。FASや投資銀行、コンサルファームのM&Aチームで経験を積んできたあなたなら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。
結論から言えば、フリーコンサル向けのM&A案件は確かに存在し、大きく5つの類型に分けられます。FA業務、DD支援、PMI支援に加え、近年は「新規事業のためのM&A戦略策定」という成長ドリブン型の案件も増加中です。
本記事では、100件超のプロジェクト支援実績を持つNewAce代表の視点から、M&A案件の種類・単価相場・求められるスキルを具体的に解説します。
弊社サービスNewAceは、あなたのチャレンジを応援するコンサルタントの方向けのプラットフォームです。
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それでは、本章をチェックください。
目次
フリーコンサル向けのM&A案件は、事業会社のM&Aプロジェクトチームへの参画と、M&A専門ファームやPEファンドのプロジェクト支援の2パターンに大別されます。案件の中心はFA業務支援、DD支援、PMI支援の3領域です。
ただし、近年はこの3領域にとどまらない動きが出ています。事業会社が新規事業の手段としてM&Aを活用するケースが増え、「M&A戦略の上流設計」からフリーコンサルに依頼が入るパターンが目立ちはじめました。
NewAceが支援するプロジェクトの80%は新規事業関連。M&A案件もその多くが「成長のための買収・提携」という文脈に位置づけられています。
フリーコンサルの案件領域の全体像を把握したい方は、フリーコンサルの案件全7種類を単価付きで解説した記事も合わせてご覧ください。
ファーム在籍時のM&A案件では、チーム体制の中で特定フェーズを担うことが一般的です。一方、フリーコンサルの場合は業務範囲の自由度が高く、案件によってはDD支援からPMI、さらには新規事業の立ち上げまで一気通貫で関わることもあります。
もう一つの違いは、事業会社との距離感です。ファームを介さず直接契約するため、経営層との意思決定プロセスにより近い位置で仕事ができます。
「私自身、ファーム時代にはDD完了後にプロジェクトを離れることが多く、”その先”を見届けられないもどかしさがありました。フリーコンサルとしてNewAceを通じた案件に関わる中で、M&Aの戦略策定から統合後の事業立ち上げまで伴走できる面白さを実感しています。」

セルサイド・バイサイドいずれかの立場で、M&Aトランザクション全体を支援する案件です。具体的な業務は以下のとおりです。
FAS出身者や投資銀行経験者の需要が高い領域です。秘匿性の高さから非公開案件がほとんどで、エージェント経由での紹介が主流となっています。
M&A対象企業の実態を精査するDD業務の支援案件です。ビジネスDD(市場環境・競争優位性の分析)、財務DD(財務諸表の精査・リスク洗い出し)、法務DDの各領域で需要があります。
| DD種別 | 主な業務内容 | 求められるバックグラウンド |
|---|---|---|
| ビジネスDD | 市場調査、競合分析、事業計画の妥当性検証 | 戦略コンサル、事業開発経験者 |
| 財務DD | 財務諸表分析、異常値検出、税務リスク評価 | FAS、監査法人、公認会計士 |
| 法務DD | 契約リスク、コンプライアンス確認 | 法務経験者(弁護士等と連携) |
M&A成立後の統合プロセスを支援する案件です。組織再編、業務プロセスの統合、システム統合など、実行フェーズの支援が中心となります。
PMI案件の特徴は、M&Aの「トランザクション」ではなく「オペレーション」に重きがある点です。コンサルファームでの業務改善や組織設計の経験が活きやすい領域といえます。
PMI支援はプロジェクト期間が6か月〜1年以上に及ぶケースが多く、フリーコンサルとして安定稼働を実現しやすい類型です。
他の記事ではあまり語られない類型ですが、実はフリーコンサルの活躍余地が大きい領域です。事業会社が新規事業の立ち上げ手段としてM&Aを選択する際に、ターゲット選定からDD、PMI、さらには買収後の事業運営まで一気通貫で支援します。
新規事業領域のコンサル案件に関心がある方は、新規事業に強いフリーコンサルの働き方や将来性を分析した記事も参考になります。
海外企業の買収・出資案件に関わるM&A支援です。英語でのコミュニケーション力に加え、現地の規制・商習慣への理解が必要となるため、クロスボーダー案件の経験者は高い市場価値を持ちます。単価帯はフリーコンサルM&A案件の中でも最上位に位置します。

フリーコンサルのM&A案件は、その専門性の高さから総じて高単価です。案件類型ごとの相場を整理すると、以下のようになります。
| 案件類型 | 月額単価レンジ(目安) | 稼働率の幅 |
|---|---|---|
| FA業務支援 | 100万〜200万円 | 60%〜100% |
| DD支援 | 100万〜220万円 | 40%〜80% |
| PMI支援 | 100万〜200万円 | 60%〜100% |
| 新規事業M&A戦略策定 | 120万〜300万円 | 40%〜100% |
| クロスボーダーM&A | 150万〜350万円 | 60%〜100% |
NewAceで紹介するM&A関連案件の平均単価帯は120万〜300万円/月。最高月額単価は300万円に達しています。新規事業と掛け合わせた戦略性の高い案件が多いことが、単価の上振れ要因です。
より広い領域での年収相場や手取りシミュレーションを知りたい方は、フリーコンサルの年収相場〜3000万達成の条件を実データで解説した記事をご覧ください。
フリーコンサルの年収は「月額単価 × 稼働率 × 12か月」で算出できます。M&A案件の場合、短期集中型(稼働率100%・3〜6か月)の案件と、中長期型(稼働率40〜60%・6〜12か月)の案件に分かれます。
| 月額単価 | 稼働率60% | 稼働率80% | 稼働率100% |
|---|---|---|---|
| 150万円 | 1,080万円 | 1,440万円 | 1,800万円 |
| 200万円 | 1,440万円 | 1,920万円 | 2,400万円 |
| 300万円 | 2,160万円 | 2,880万円 | 3,600万円 |
M&A案件とPMI案件、あるいは新規事業支援案件を組み合わせることで、年間を通じた稼働率を安定させるのが現実的な戦略です。
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NewAceでは、新規事業に特化した月120万〜300万円のM&A関連案件を多数保有しています。案件の95%がNewAce独自案件で、他社と競合しにくいのが特徴です。
FA業務やDD支援の案件では、以下のハードスキルが求められます。
「経験年数」だけでなく「どのフェーズをリードした経験があるか」が評価の分かれ目です。ジュニアとしてチームに入った経験だけでなく、マネージャー以上として案件を主導した実績があると、単価帯は大きく変わります。
単価を引き上げるための具体的な戦略と交渉術については、フリーコンサルの単価アップ戦略と月額300万円を生んだ交渉術の記事で詳しく解説しています。
PMI案件や新規事業M&A案件では、トランザクション系のスキルとは異なる能力が評価されます。
新規事業M&A案件では「M&Aの知識」と「事業を作る力」の掛け合わせが求められます。この両方を持つ人材の希少価値は高く、NewAceの案件でも特に需要が強い領域です。
FA経験者がPMI案件に挑戦したい、あるいは戦略コンサル出身だがM&A案件に関わりたいというケースは珍しくありません。結論としては、隣接スキルを持っていれば越境は可能です。
「NewAceでは、純粋なFA経験のみの方でもPMIや新規事業M&Aの案件にチャレンジいただくケースがあります。重要なのは経歴の完璧さではなく、”何ができて、何を学びたいか”を明確に語れるかどうか。案件を通じて領域を広げたいという方には、私たちもマッチングの中で積極的にサポートしています。」

事業会社が大手ファームではなくフリーコンサルを選ぶのには、明確な理由があります。
特に新規事業目的のM&Aでは、買収先の選定段階から「その事業を成長させられる人材」が求められます。これは従来のFA・DDの延長線上にはない役割であり、新規事業経験を持つフリーコンサルの独壇場です。
事業会社側がどのような視点で外部人材を評価しているかについては、事業開発におけるフリーコンサルの価値とプロが求められる理由の記事が参考になります。
M&A案件に参画したフリーコンサルのキャリアは、そこで終わりではありません。PMI支援からそのまま新規事業の立ち上げPMとして継続参画するケース、M&A戦略の知見を買われてCxO案件に発展するケースなど、一つの案件が次のキャリアを拓く起点になります。
「NewAceの継続率85%という数字は、まさにこの”案件の連鎖”の結果です。M&A支援が終わった後も、統合後の事業立ち上げフェーズで引き続きご一緒するケースが多くあります。単発の案件マッチングではなく、キャリア全体を一緒に設計していくのがNewAceの考え方です。」
ポストコンサルのキャリア選択に迷っている方は、独立か転職かを判断するための意思決定ロードマップも合わせて読むと、全体像が掴みやすくなります。
あります。M&A市場の拡大に伴い、事業会社やPEファンドがフリーコンサルにFA・DD・PMI業務を委託するケースは増加傾向にあります。ただし案件数は限られるため、複数のマッチングサービスに登録して非公開案件を含めた情報収集が重要です。
M&A案件は専門性が高いため、フリーコンサルでも高単価を維持しやすい領域です。一般的な相場は月100万〜220万円ですが、新規事業M&AやクロスボーダーM&Aでは月150万〜350万円に達するケースもあります。NewAceの実績では、平均単価帯120万〜300万円/月です。
M&A案件単独では、案件間に空白期間が生じる可能性があります。PMI支援や新規事業支援と組み合わせることで、年間稼働の安定化が現実的です。NewAceでは案件の継続率が85%にのぼり、一つの案件が次のプロジェクトに自然につながる仕組みを構築しています。
可能です。特にPMI案件や新規事業M&A戦略策定案件では、戦略コンサルでのプロジェクトマネジメント経験や事業会社での事業開発経験が評価されます。FA業務とは異なるスキルセットが求められるため、FAS以外のバックグラウンドが強みになる場面も多くあります。
フリーコンサルのM&A案件は、FA業務・DD支援・PMI支援・新規事業M&A戦略策定・クロスボーダーM&Aの5類型に分かれます。単価帯は月100万〜350万円と高水準で、特に新規事業との掛け合わせ案件は単価・やりがいの両面で魅力的な領域です。自分のスキルセットに合った類型を見極め、複数の案件タイプを組み合わせることで、フリーコンサルとしての年間稼働とキャリアの幅を安定させることができます。
独立の準備から案件獲得までの全体像を掴みたい方は、フリーコンサル独立ガイド|準備から案件獲得まで実データで解説もぜひご活用ください。
NewAceは「新規事業 × コンサルティング」に特化したフリーコンサル向けマッチングサービスです。案件の95%が他社と競合しない独自案件で、平均単価帯は120万〜300万円/月。代表自身がコンサルファーム出身者であり、M&A案件の現場感を理解したうえで最適なマッチングを行います。
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この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。
東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。
2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
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