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ポストコンサルのキャリア戦略
2025.05.22
MBBのコンサル会社ってよく聞くけど、どういう意味なの?
名前は聞くけど、どうすごいのか違いがわからない…
コンサルタントを目指していると、MBBという言葉をよく聞きますよね。
マッキンゼー・BCG・ベインという戦略コンサルファームの大手3社を指す言葉です。
転職を検討していると、「厳しいけど成長できる」って噂がよくありますが、それだけだと不安になりますよね。
どういったコンサルファームなのか理解が曖昧なままだと、面接もキャリア選択も失敗するかもしれません。
今回はMBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)の実力や業界内の位置づけ、入社メリットについて紹介します!
転職を検討されている方は、この記事を参考に、今後のキャリアを考えてみてください。
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それでは、本章をチェックください。
目次

MBBとは、世界を代表する戦略系コンサルティングファーム3社の頭文字を取った呼称です。
これら3社は、戦略コンサルの「御三家」とも呼ばれ、世界的に最も権威のある企業群として位置づけられています。
なぜMBBがここまで評価されているのか。
それは、「成果に直結する提言」「トップ層の人材」「実行支援力」が揃っているからです。
次は、各社の強みやカルチャーの違いを具体的に見ていきましょう。

マッキンゼーは、1926年創業の世界最古の戦略コンサルティングファームです。
特に「企業変革」「中長期戦略」「M&A支援」に強く、CEO・経営層への提言が中心です。
特徴的なのは、「問題解決思考(Problem Solving)」を徹底した育成方針。
また、卒業生が世界のリーダーになる確率も極めて高いことから、「出世ルート」としての魅力も群を抜きます。

BCGは1963年創業、マッキンゼーに次ぐ規模を誇るグローバル戦略ファームです。
BCGの最大の特徴は、「思想的リーダーシップ」。
また、デジタル領域(BCG X)やサステナビリティ領域でも存在感を強めており、変革推進型の案件が多いのが特徴です。
チーム文化はフラットでディスカッション重視。「論理+共感」を重んじる人にフィットします。

ベインは1973年創業の、比較的新しいが急成長中の戦略ファームです。
最大の特徴は、クライアントとの“二人三脚型”プロジェクト。
また、カルチャーとして「People-first」が根付き、社員同士のつながり・チームワークを大切にする風土が魅力。
なぜこの3社だけが「御三家」と呼ばれるのか。その理由は以下のとおりです。
「世界を動かすプロジェクトの中枢で、経営を変える仕事ができる」、それがMBBだけが持つ特権であり、最もキャリア価値の高いポジションといえる理由です。
次は、MBBの歴史や業界内での位置づけ、戦略の違いを詳しく見ていきましょう。

MBBは、それぞれ異なる起源と成長戦略を持ちつつ、世界の経営コンサル業界の頂点に立ち続けてきた企業群です。
この3社は、単なる「コンサルファーム」ではなく、グローバル経済を動かすキープレイヤーでもあります。
MBBが世界中で企業から選ばれ続ける理由は明確です。
また、MBBの強さは「提案内容」だけでなく、「プロジェクトの運営力」にもあります。
これにより、企業の意思決定の質とスピードを飛躍的に高めることが可能となります。
MBBはいずれも、世界中の大企業・政府機関・大学・NPOと連携しています。
このネットワークによって、
特に近年は、「デジタル」「サステナビリティ」「新興国市場」において影響力を発揮。
たとえば、ある新興国の金融機関がデジタルバンキングを始めた際、BCGが全体戦略からUX設計、実行支援までを担当。その国の金融インフラ変革に直結するインパクトを与えました。
MBBの中でも、それぞれの得意領域・文化に違いがあります。

たとえば、ベインでは「利益改善プロジェクト」が多く、現場での成果を短期で出すことが求められます。
一方、マッキンゼーは「業界の構造改革」など抽象度の高いテーマが中心で、スケールが大きい案件が多いです。
BCGは「企業と社会を両立する課題解決」を目指し、ESGやCSV(共通価値の創造)など新領域でも存在感を増しています。
MBBと他のコンサルファーム(BIG4、ITコンサル)には、以下のような違いがあります。

このように、MBBは「経営そのものを変える提案」が中心。「本当に難しい問題を、最も優れた方法で解く」ことにこだわる集団です。
今回例示したBIG4と呼ばれるコンサルファームについては、下記記事にて解説しています。
そんなMBBに入るにはどうすれば良いか。次は、求められるスキルや選考対策を詳しく解説していきます。

MBBは誰でも入れるわけではありませんが、正しい準備をすれば突破は可能です。
ここでは、MBBに入社・転職するために必要な要素を具体的に解説します。
MBBが求める人材像には、以下のような共通点があります。
特に強調されるのは「問題解決力」。
経歴としては、以下の背景を持つ人が多く採用されています。
ただし、学歴・職歴が全てではありません。「実績」ではなく「ポテンシャル」を重視する傾向もあり、また異業種・未経験からの採用も一定数存在します。
選考では「この人なら、未経験でも急成長できる」と思わせるエッジが必要です。
MBB選考の最大の特徴は「ケース面接」です。
これは、架空の経営課題に対して、その場で考え、解決策を提示するプロセスです。
評価されるのは「正解」ではなく、「思考の質と筋道」です。面接前には以下の準備が必要です。
MBBの選考フロー(中途の場合)はおおよそ以下の通りです。
1社に複数回の面接があるため、事前準備と反復練習が極めて重要です。
MBBは一般には応募情報を出さない「クローズド求人」が多く、専門エージェントの利用が極めて重要です。
特におすすめのエージェントは以下です。
エージェントは「情報源」だけでなく、「戦略パートナー」として頼るべき存在です。
また、弊社NewAceでは、転職ではなく案件自体の紹介を行っております。
ファームに転職せずに、コンサル案件を仕事として取り組んでみたい方にとってもオススメです。
副業でチャレンジできる案件も多くありますので、相談からでも登録してみてください。

実際にMBBに入った人の特徴をまとめると以下です。
ポイントは、一貫したストーリーと「再現性のある成果」を語れること。
「なぜMBBなのか」「どんな価値を出せるか」がクリアであれば、業界未経験でも採用されます。
MBBの求人は基本的に「非公開」で、採用数もごく限られています。
エージェント経由なら、
特に競争が激しいMBBでは、「書類で落ちる人」と「通る人」は明確に分かれます。
プロの目を通すことで、合格確率は2〜3倍に上がるとも言われています。
次は、MBBでの実際のキャリアパスや、入社後どのような成長ができるかを見ていきましょう。

MBBに入社する最大のメリットは、圧倒的な成長スピードとキャリアの広がりです。
ここでは、MBBでの典型的なキャリアパスと、卒業後の進路例を紹介します。
MBBのプロジェクトは、数千万円〜数億円規模で動くものが多数です。
たとえば、マッキンゼーのプロジェクトでは、3〜5人のチーム編成が中心で、約3ヶ月単位でプロジェクトが動きます。
常に新しい業界・テーマへのチャレンジが続くといった点も、コンサルタントにとって魅力的でしょう。
その中でのキャリアパスは以下の通りです。

年次に関係なく、実力次第でスピード昇格もあり、20代後半でマネージャー昇進も現実的です。
MBB出身者は、「卒業後」にこそ真価を発揮します。
以下は、代表的なセカンドキャリアです。

MBBでは卒業生同士のネットワークも強力で、キャリア相談や転職紹介、資本提携や事業提携といったつながりが長期的な資産になります。
MBB出身という経歴自体が、信頼性の高い“ブランド”として市場価値を底上げしてくれます。
フリーコンサルとして独立される方も多いです。
弊社NewAceでもMBB出身者に多く登録いただいています。やりがいもある高収入案件をお探しの方は、是非登録してみてください。
次は、MBBに関して読者が抱きがちな疑問に答えるFAQコーナーです。

ここでは、MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)に関して多くの読者から寄せられる疑問に答えていきます。
いいえ、必ずしも東大・京大である必要はありません。
実際には、早慶や地方国公立大、海外大学出身者も多数います。
重要なのは「学歴」よりも、「地頭の良さ」「ロジカルシンキング」「リーダーシップ経験」です。
これらがあれば、出身大学に関係なく内定は狙えます。
可能です。
MBBは、未経験でも「ポテンシャル」と「成長意欲」があれば採用されます。
特に以下のような背景を持つ人はチャンスがあります。
業務経験よりも、「問題解決の素養」と「熱意ある準備」が重視されます。
役職や経験により異なりますが、以下が目安です。
加えて、パフォーマンスボーナスやストックオプションなども付与されるケースがあります。
はい、一定のハードさはあります。
ただし、近年は働き方改革が進み、以下のような柔軟対応も増えています。
「自己管理と成果」で評価される環境なので、上手くペース配分すれば継続可能です。
どれが「最も良い」とは一概に言えません。
重要なのは「自分にフィットするカルチャーかどうか」です。
事前にOB訪問やエージェント経由で情報を集め、自分に合う会社を見極めるのがおすすめです。
MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)は、世界最高峰の戦略コンサルファームです。
この3社は単なる“高年収企業”ではありません。
これらを兼ね備えたプロフェッショナルを育てる場です。もし、あなたが
と考えているなら、MBBは間違いなく挑戦する価値があります。
戦略コンサルという道は、決して簡単ではありません。
でも、その分、得られる成長と景色は“圧倒的”です。
自分の限界を越えて、世界を動かす仕事をしたいなら、MBBという選択肢を真剣に考えてみてください。
その挑戦が、あなたのキャリアを根本から変える第一歩になるはずです。
この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。
東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。
2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
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