コンサルファーム年収|2026.02.27
コンサルの年収をランキングで徹底比較|ファーム別・役職別【2026年最新】
コンサルの年収ランキングとは、コンサルティングファーム各社の報酬水準を比較した一覧のことです。 「自分のファームの年収は業界で何番...
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コンサルファーム年収
2025.08.29
野村総合研究所(NRI)の年収とは、国内SIer・コンサル業界で最高水準に位置する報酬体系のことです。
2025年3月期の有価証券報告書によると、野村総合研究所の平均年収は1,322万円(平均年齢39.9歳)。日本の全産業平均の約2.7倍にあたるこの数字は、転職希望者や就活生から大きな注目を集めています。
本記事では、NRIの年収を役職別・年齢別・初任給まで網羅的に解説します。さらに記事後半では、NRI出身者がフリーコンサルとして独立した場合の年収リアルについて、フリーコンサルタント向け案件マッチングサービス「NewAce」の実データを交えてお伝えします。「NRIの年収は高いけれど、その先のキャリアはどうなる?」——そんな疑問を抱えるあなたに読んでほしい内容です。
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それでは、本章をチェックください。
目次
野村総合研究所の年収は、国内の上場企業全体で見てもトップクラスの水準です。まずは公式データで全体像を押さえましょう。
NRIの平均年収は過去8年間にわたり右肩上がりの傾向を維持しています。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1,322万円 | 39.9歳 |
| 2024年3月期 | 1,271万円 | 40.2歳 |
| 2023年3月期 | 1,242万円 | 40.6歳 |
| 2022年3月期 | 1,232万円 | 40.6歳 |
| 2021年3月期 | 1,225万円 | 40.5歳 |
| 2020年3月期 | 1,235万円 | 40.4歳 |
| 2019年3月期 | 1,222万円 | 40.3歳 |
| 2018年3月期 | 1,166万円 | 40.2歳 |
出典:野村総合研究所 有価証券報告書(各年度)
8年間で約156万円の上昇。コロナ禍でも年収が下がらなかった点は、NRIの収益基盤の強さを物語っています。
NRIの年収水準を同業他社と比較すると、その突出ぶりが明確に分かります。
| 企業名 | 平均年収 |
|---|---|
| 野村総合研究所 | 1,322万円 |
| 電通総研 | 1,123万円 |
| 三菱総合研究所 | 1,080万円 |
| 大塚商会 | 993万円 |
| NEC | 963万円 |
| 日立製作所 | 961万円 |
| 富士通 | 929万円 |
| NTTデータ | 923万円 |
出典:各社有価証券報告書(2024〜2025年3月期)
業界2位の電通総研に対しても約200万円の差があります。国税庁「民間給与実態統計調査」による全産業平均年収は約461万円であり、NRIはその約2.9倍です。
NRIの平均年収1,322万円は国内SIer業界で断トツの1位。過去8年間で一度も1,100万円を下回っておらず、高年収の安定性が際立ちます。

NRIでは役職(グレード)によって年収レンジが大きく変わります。自分の年齢や経験年数に照らしてイメージしやすいように、各グレードを詳しく見ていきましょう。
NRIは2022年4月に人事制度を刷新し、「役割と成果」に基づく等級制度へ移行しました。特徴は、管理職層に「マネジメント職(M)」と「チーフエキスパート職(C)」の2つのキャリアパスが並列している点です。
部下を持たない専門職であっても、部長や本部長クラスと同等の処遇が得られる仕組みです。
若手層の年収は残業代の多寡によって変動幅があります。
| 役職(グレード) | 年次目安 | 年収レンジ |
|---|---|---|
| メンバー | 1〜3年目 | 500万〜700万円 |
| アソシエイト | 3〜6年目 | 700万〜950万円 |
| シニアアソシエイト | 6〜9年目 | 1,000万〜1,300万円 |
出典:OpenWork・ONE CAREER PLUS等の口コミ情報をもとに筆者作成
シニアアソシエイトに昇格すれば、30歳前後で年収1,000万円の壁を超えるケースが一般的です。NRIでは残業代が1分単位で支給されるため、プロジェクトの繁忙期にはアソシエイトでも年収1,000万円に届くことがあります。
エキスパート以上は裁量労働制が中心となり、賞与の業績連動比率が一気に高まります。
| 役職(グレード) | 年齢目安 | 年収レンジ |
|---|---|---|
| エキスパート(課長相当) | 35歳〜 | 1,400万〜1,700万円 |
| チーフエキスパート(部長相当) | 40歳〜 | 1,700万〜2,200万円 |
出典:OpenWork・OpenMoney等の口コミ情報をもとに筆者作成
エキスパートへの昇格試験は社内でも難関として知られています。この試験に通過できるかどうかが、NRI社員にとって最大のキャリア分岐点です。通過できなかった場合、シニアアソシエイト(年収1,000万〜1,300万円)で長期間とどまるリスクもあります。
経営幹部層であるGM・本部長クラスの年収は2,200万円以上とされています。ただし、ここに到達できるのはごく一部の選抜人材です。
NRIの年収は「エキスパート昇格」で一気に跳ね上がる構造。逆に言えば、昇格試験を突破できない場合は30代半ばで年収カーブが鈍化するリスクがあります。
役職ベースだけでなく、年齢ベースでもNRIの年収を確認しておきましょう。転職や独立を考える際の目安になります。
NRIの20代社員は、入社直後のメンバーからアソシエイトへ昇格する時期にあたります。
| 年齢 | 推定年収レンジ |
|---|---|
| 25歳 | 500万〜700万円 |
| 28歳 | 650万〜900万円 |
残業代がフル支給されるため、忙しいプロジェクトに配属された場合は20代後半でも年収900万円近くに達します。同世代の全産業平均(約350万円)と比較すると、すでに2倍以上の水準です。
30代はシニアアソシエイトからエキスパートへのステップアップが焦点になります。
| 年齢 | 推定年収レンジ |
|---|---|
| 30歳 | 700万〜1,200万円 |
| 35歳 | 880万〜1,520万円 |
出典:OpenWork年齢別データをもとに筆者作成
30歳前後でシニアアソシエイトに到達していれば年収1,000万円超。その後、35歳前後でエキスパートに昇格できれば1,400万円以上に到達します。ただし、この「35歳の壁」を越えられるかどうかが大きな分かれ道です。
40代以降は昇格済みかどうかで年収の幅が大きく広がります。
| 年齢 | 推定年収レンジ |
|---|---|
| 40歳 | 1,000万〜1,740万円 |
| 45歳 | 1,110万〜1,920万円 |
| 50歳 | 1,200万〜2,095万円 |
出典:OpenWork年齢別データをもとに筆者作成
チーフエキスパートやGMに到達した層は2,000万円前後。一方、エキスパートで頭打ちになると1,500万円前後で横ばいとなるケースも見られます。
NRIの年収カーブは「30代前半の昇格」で大きく分岐。40代以降は昇格の有無によって最大700万円以上の差が生まれます。
NRIは新卒採用においても業界最高水準の初任給を提示しています。就活生にとっては重要な比較材料です。
NRIの2027年卒向け募集要項に記載されている初任給は以下のとおりです。
| 学歴 | 月給(住宅手当込み) | うち住宅手当 |
|---|---|---|
| 大学院修了 | 364,500円 | 60,000円 |
| 大学卒 | 336,500円 | 60,000円 |
出典:野村総合研究所 2027年新卒採用サイト 募集要項
一般的な大手企業の初任給(23万〜25万円)と比較すると、月額で約10万円の差があります。住宅手当60,000円は全員一律支給で、地域や家族構成を問いません。
大卒の場合、月給336,500円×12ヶ月に賞与と残業代を加えると、初年度の年収は約500万〜550万円と推定されます。院卒ではさらに高く、約550万円超のスタートが見込めます。
NewAceに登録するフリーコンサルタントの平均単価は月120万〜300万円。仮にNRI出身者が入社3〜5年目で独立した場合、年収ベースでは初年度から1,000万円以上を目指せるケースもあります。もちろん経験やスキルに依存しますが、「NRI在籍時の年収を短期間で超える」可能性があることは押さえておくべきでしょう。
NRIの新卒社員は、入社1〜3年目の「メンバー」期間を経て、3年目前後で「アソシエイト」に昇格するのが標準的なペースです。アソシエイトに上がると基本給がベースアップし、年収は700万円台へ。残業が多い時期には800万円を超えることもあります。

なぜNRIはここまで高い年収を実現できるのでしょうか。理由はビジネスモデル・報酬制度・福利厚生の3つに集約されます。
NRIの営業利益率は17.6%(2025年3月期)。これは国内SIerの中で突出した水準です。
高利益率の源泉は次の3つです。
出典:野村総合研究所 2025年3月期 有価証券報告書・決算説明資料
この高収益が社員への報酬原資となり、業界トップの年収水準を可能にしています。
NRIのボーナスは6月と12月の年2回支給。年間の支給額は基本給の6〜8ヶ月分に達するケースが多く、若手でも年間300万円前後、管理職層では500万円を超えることもあります。
特に好業績の年には「業績賞与」が上乗せされ、NRIの平均年収を押し上げる大きな要因になっています。
NRIの福利厚生で特筆すべきは以下の点です。
口コミサイトでは「退職金を含めた生涯賃金で見ると外資コンサルより有利」との声も見られます。
NRIの評価制度は「C&A(Challenge & Act)」と呼ばれ、半期ごとに目標設定と評価が行われます。成果だけでなく、プロジェクトメンバーからの多面評価も加味される仕組みです。
ただし、エキスパート以上への昇格試験は年々難化しているとも言われています。成果主義が徹底されている環境だからこそ、「昇格できなかった場合に年収が停滞する」リスクがあることも、フェアに理解しておくべきでしょう。
「私自身、コンサルファーム時代に感じたのは、ファーム内で昇格を目指す道だけがキャリアの選択肢ではない、ということでした。高い年収と引き換えに、昇格レースのプレッシャーに疲弊する方は少なくありません。NRIも例外ではないでしょう。だからこそ、”ファーム外で力を試す”という第三の選択肢を知っておくことに価値があると考えています。」
NewAceでは新規事業に特化したフリーコンサル案件を紹介しています。まずは案件一覧をご覧ください。

ここまでNRIの年収を詳しく見てきました。確かにNRIは国内最高水準の報酬を提供しています。しかし、エキスパート昇格という「壁」の存在、そして40代以降の年収カーブの鈍化は見逃せません。
ここでは、NRIの年収天井を超えるもう一つの選択肢として「フリーコンサルへの独立」を、実データをもとにお伝えします。
NRIのエキスパート(年収1,400万〜1,700万円)に到達するには、入社から10年以上かかるのが一般的です。一方、フリーコンサルとして独立した場合の年収はどうでしょうか。
| キャリアパス | 年収レンジ | 到達時期の目安 |
|---|---|---|
| NRIエキスパート | 1,400万〜1,700万円 | 入社10年目〜(35歳前後) |
| フリーコンサル(NewAce案件) | 1,440万〜3,600万円 ※ | 独立直後〜 |
※NewAce登録コンサルタントの平均単価120万〜300万円/月を年換算(稼働12ヶ月の場合)
NewAceの平均単価帯は月120万〜300万円。最高月額単価は300万円。案件の80%が新規事業関連であり、コンサルファームで培った戦略立案・業務改革のスキルがそのまま高単価に直結します。
もちろん、フリーコンサルは稼働月数や案件の途切れリスクを考慮する必要があります。しかし年収ベースで見れば、NRIの「エキスパートの壁」を超えるまで10年待つ必要がないという事実は、キャリア設計を考えるうえで重要な比較軸です。
NRI出身者がフリーコンサルとして高い評価を受ける理由は、「コンサルティング×IT」の両方のスキルを持っている点にあります。
NewAceに登録する元大手コンサルファーム出身のAさん(40代)の場合、NRI在籍時はエキスパート手前のシニアアソシエイトで年収約1,200万円。独立後、NewAce経由で通信業界の新規事業立ち上げ案件に参画し、月単価180万円(年収換算2,160万円)でプロジェクトを継続中です。
NewAceの案件には以下の特徴があります。
この「新規事業特化」の案件ポートフォリオが、NRIのようなコンサル×ITの経験を持つ人材と高い親和性を持っています。
私は大手コンサルティングファームで数年間経験を積んだ後、新規事業の現場に飛び込みました。当時の年収はファーム在籍時より下がるかもしれないと覚悟していましたが、実際には独立1年目から前職以上の収入を得ることができました。
何より大きかったのは、”どの案件に関わるか”を自分で選べるようになったこと。ファーム時代はアサインされたプロジェクトに全力を注ぐスタイルでしたが、独立後は自分の強みと案件の方向性が合致するかを主体的に判断できます。
年収も大事ですが、”どんな仕事に時間を使うか”を自分で決められる裁量の価値は、数字には表れにくいけれど非常に大きいものです。
フリーランスへの独立で最も多い不安は、「案件が途切れないか」「単価交渉を自分でできるか」という2点です。
NewAceではこの不安を解消するための仕組みを整えています。
NewAceの案件継続率は85%。登録コンサルタントは100名以上、プロジェクト参画実績は100件以上。独立初期の不安定さを仕組みでカバーすることで、「ファームの安定性」と「フリーランスの自由度」を両立しやすい環境を提供しています。
「NRIの安定」と「フリーコンサルの収入ポテンシャル」は二者択一ではありません。まずは自分の市場価値を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
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最後に、NRIの年収について読者からよく寄せられる質問にまとめてお答えします。
NRIの30歳の年収は約700万〜1,200万円です。シニアアソシエイトに昇格済みであれば1,000万円超。アソシエイトの場合は残業代込みで900万円前後が目安となります。
大卒の月給336,500円(住宅手当60,000円含む)から社会保険料・所得税・住民税を差し引くと、手取りは約26万〜28万円と推定されます。住民税は入社2年目から課税されるため、1年目はやや多くなります。
主な理由は3つあります。コンサル×ITの高収益ビジネスモデル(営業利益率17.6%)、共同利用型システムによる安定ストック収益、そして一人当たり売上高1億円超の少数精鋭体制です。
NewAceの実績では、コンサルファーム出身者の平均単価は月120万〜300万円(年収換算1,440万〜3,600万円)です。NRIのエキスパート年収1,400万〜1,700万円と同等以上の水準を、独立直後から目指せるケースもあります。
案件の詳細や個別の年収シミュレーションは無料相談でお伝えしています。
有価証券報告書の平均年収1,322万円には残業代(時間外手当)が含まれています。若手は残業代がフル支給されますが、エキスパート以上は裁量労働制が主で、裁量労働手当の支給に変わります。
本記事で解説した野村総合研究所の年収のポイントを振り返ります。
NRIの年収は間違いなく魅力的です。しかし同時に、エキスパート昇格の壁や40代以降の天井感も存在します。
NRIで培ったコンサルティングスキルやIT知見は、フリーコンサルの世界でも非常に高く評価されます。「このままファームで昇格を目指すか」「独立して年収とキャリアの自由度を両立するか」——この判断に必要なのは、正しい情報と、信頼できる相談相手です。
NewAceは「新規事業×フリーコンサル」に特化した案件マッチングサービスとして、McKinsey・BCG・Deloitte・Accenture・PwC・EY出身者をはじめとするプロフェッショナルのキャリアを支援しています。
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この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
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