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新規事業担当者の転職|年収アップ20〜50%と独立への発展経路【2026】

新規事業担当者の転職|年収アップ20〜50%と独立への発展経路|NewAceマガジン

ポストコンサルキャリア

2026.06.26

いまの会社で新規事業をやり切った先に、次の一手をどう打つか。他社の事業責任者か、スタートアップのCXOか、それとも独立か。新規事業担当者の転職には、年収を伸ばしながらキャリアを広げる選択肢がいくつもあります。

立ち上げやPoCの実績を複数持つ層なら、転職での年収アップ20〜50%も射程に入ります。転職後の年収は800〜2,300万円あたりが一つの目安。さらに5〜10年後には、独立フリーコンサル化(月単価100〜250万円が目安)という道も視野に入ってきます。

本記事の年収・単価レンジは、NewAceがフリーコンサル紹介エージェントとして担当者の転職・独立を支援してきた範囲の感触と、ハイクラス転職サービスの公開求人・年収帯をもとにした目安です。個別の企業・ポジションで上下するため、確定値ではなく「狙える幅」として読んでください。

NewAceは新規事業に特化したフリーコンサル案件の紹介エージェントとして、100件超の支援に関わってきました。担当者の転職から独立までを扱ってきた立場で、転職先の選び方と発展経路を見ていきます。

この記事でわかること💡
  • 新規事業担当者の主要な転職先(他社新規事業・スタートアップ・コンサル)
  • 転職後の年収レンジ(800〜2,300万円)と職位別の到達レンジ
  • 転職活動の主要チャネル(ハイクラスエージェント・スタートアップマッチング)
  • 転職後のキャリアパスと独立への発展経路
  • 新規事業担当者の転職での評価ポイント

弊社サービスNewAceは、あなたのチャレンジを応援するコンサルタントの方向けのプラットフォームです。
案件のご紹介のほか、様々な相談も承っておりますので、是非下記よりご登録ください。


それでは、本章をチェックください。

新規事業担当者の主要な転職先

転職先1:他社の新規事業ポジション

他社の新規事業ポジションへの転職は、新規事業領域でキャリアを広げながら年収を上げたい層に向いています。下表は業種別の年収帯の目安です。商社・金融・情報通信のように本体の給与水準が高い業種ほど、新規事業部門の提示レンジも引き上がりやすい傾向が読み取れます。

転職先タイプ年収レンジ
大手企業の新規事業部門1,100〜1,800万円
ミドル企業の新規事業部門900〜1,500万円
商社の新規事業部門1,200〜1,800万円
金融業の新規事業部門1,200〜1,700万円
情報通信業の新規事業部門1,200〜1,800万円

新規事業担当者のキャリアガイドで、新規事業担当者の年収レンジを整理しています。

転職先2:スタートアップ事業責任者・CXO

新規事業担当者にとって、スタートアップの事業責任者やCSO・COOへの転身は有力な進路の一つです。

スタートアップフェーズ年収レンジ
シード〜シリーズA1,000〜1,500万円+ストックオプション
シリーズB〜C1,200〜2,000万円+ストックオプション
シリーズD以降1,500〜2,500万円+ストックオプション
上場準備中1,800〜2,500万円+ストックオプション

ストックオプション・株式報酬を含めると、長期的な総報酬で大手企業を上回るケースもあります。ただしストックオプションの価値は上場・売却が実現して初めて確定するもので、額面どおりにはなりません。現金部分の年収だけで生活設計が成り立つかは、フェーズと資金調達状況を見て判断したいところです。

転職先3:コンサルファーム(新規事業特化)

新規事業特化型のコンサルファームや戦略系コンサルへ移る道もあります。

ファームタイプ年収レンジ
戦略系コンサル(マネージャー)1,300〜1,800万円
戦略系コンサル(シニアマネージャー)1,800〜2,500万円
新規事業特化型コンサル1,200〜2,000万円
独立系コンサル(パートナー候補)1,500〜3,000万円+業績連動

ポストコンサル40代が独立で年収を上げる方法で、コンサルファーム転職の詳細を整理しています。

転職先4:VC・PE業界

新規事業立ち上げ経験を持つ層は、VC(ベンチャーキャピタル)・PE(プライベートエクイティ)への転職経路も視野に入ります。

転職先年収レンジ
VC キャピタリスト(アソシエイト)1,000〜1,500万円+成果報酬
VC パートナー候補1,500〜3,000万円+成果報酬
PE シニアアソシエイト1,500〜2,500万円+成果報酬
PE プリンシパル候補2,000〜3,500万円+成果報酬

VC・PEへの転職は、新規事業担当者の中でも投資判断・財務分析の経験が豊富な層に適合する選択肢でしょう。

新規事業担当者の転職先別 年収レンジ比較

転職後の年収レンジと職位別の到達レンジ

転職前職位別の年収アップ率

転職前の職位ごとに、転職後の年収帯と上昇率の目安を整理しました。下の数字は確定値ではなく、NewAce支援の範囲とハイクラス求人の提示帯から見た「狙える幅」です。実際の上げ幅は、立ち上げ実績の数と転職先のフェーズで大きく変わります。

転職前職位転職前年収転職後年収年収アップ率
新規事業 担当者900万円1,000〜1,300万円10〜45%
新規事業 シニア担当・リーダー1,100万円1,300〜1,600万円20〜45%
新規事業 マネージャー1,300万円1,500〜1,800万円15〜40%
新規事業 部長・事業責任者1,600万円1,800〜2,300万円10〜45%
新規事業 執行役員2,000万円2,300〜3,000万円15〜50%

評価される実務経験

実務経験評価のポイント
新規事業の0→1立ち上げ実績複数案件の経験
PoC設計・実行の責任者経験仮説検証の体系的なノウハウ
グロース戦略実行の責任者経験KPI設計から実行まで
海外展開・新規領域進出経験クロスボーダー実行経験
社内ベンチャー立ち上げ経験大手企業内の新規事業組織設計

こうした経験を持つ層は転職市場での評価が高く、年収レンジが上振れしやすいと考えられます。

📊 NewAce支援データ

NewAceは100件超のプロジェクト支援に関わってきました。その範囲で見ると、新規事業担当者が転職を経てから独立フリーコンサルに進むパターンは珍しくありません。転職時点で新規事業立ち上げの実績を蓄えておいた方が、独立後の単価は伸ばしやすい、というのが支援現場で繰り返し感じるところです。なお独立後の収入については、独立コンサルへのアンケートでも「独立後に収入が増えた」と答えた人が83.1%にのぼっています〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。

転職活動の主要チャネル

新規事業担当者の転職、まず何から始めるか

新規事業担当者の転職活動は、求人を探す前に「自分の立ち上げ実績を棚卸しする」ところから始めるとスムーズです。0→1で何を立ち上げ、どのKPIをどこまで動かしたのか。数字と固有名詞で語れる実績が2〜3本あると、ハイクラスエージェントでもスタートアップでも話が早くなります。

年代によって入口の選び方も変わります。30代は事業責任者・マネージャー候補として伸びしろを評価されやすく、スタートアップCXO候補の打診も受けやすい層。40代以降は部長級・執行役員クラスのヘッドハンティングが中心になり、求人は非公開化していきます。新規事業の経験そのものが評価軸になるため、職種未経験の領域へ移る場合でも「新規事業を立ち上げきった経験」を主軸に据えると通りやすくなります。具体的なチャネルは、大きく次の三系統です。

エージェント新規事業案件の特徴
ビズリーチ年収1,000万円超の新規事業案件中心
リクルートダイレクトスカウト新規事業推進・事業責任者ポジション中心
JACリクルートメント外資系・大手企業の新規事業案件中心
アクシスコンサルティングコンサル出身者向けの新規事業転職

フリーコンサルのエージェント選びで失敗しない5つの判断基準で、エージェント選定の基準を整理しています。

スタートアップマッチング系

マッチング系主な案件タイプ
Wantedly、YOUTRUSTスタートアップの新規事業責任者
Mid-Career系特化エージェント急成長スタートアップのCXO候補
VC経由の直接紹介投資先スタートアップの事業責任者

マッチング系は求人票に出てこない非公開ポジションが多く、プロフィールの作り込みと「誰とつながっているか」で声がかかる確率が変わります。特にVC経由の直接紹介は、投資先が事業責任者を探すタイミングと自分の動きが噛み合うかどうかが大きい。すぐ動かない場合でも、早めに登録してプロフィールを置いておく価値はあるでしょう。

ヘッドハンター直接コンタクト

新規事業の部長級・執行役員クラスの転職は、ヘッドハンターからの直接コンタクトが主要チャネルになります。この層の求人はそもそも公開市場にほとんど出ません。日頃から自分の実績を言語化しておき、声がかかったときに即応できる状態にしておくことが、条件の良い案件を逃さないための備えになります。

転職後のキャリアパスと独立への発展経路

転職後のキャリア展開

転職後年数キャリア展開
1〜3年目新ポジションでの実績構築
3〜5年目新規事業立ち上げの責任者経験
5〜10年目経営層への昇進 or 独立準備
10年目以降独立フリーコンサル or CXO転身

独立フリーコンサル化への発展

転職後5〜10年で独立フリーコンサル化に進む経路は、よく見られる進み方です。月単価100〜250万円のレンジにも届きます

事業企画から独立する道筋で、独立準備の手順を整理しています。

スタートアップCEOへの転身

新規事業担当者の中で、転職後にスタートアップCEO転身を選ぶケースもあります。創業期からの参画、または既存スタートアップへのCEO招聘の経路。

新規事業担当者の転職後キャリアパス
💡 ポイント

新規事業担当者の転職は、年収アップ20〜50%、新規事業領域でのキャリア拡張、独立への中間ステップなど、多様な目的で実行される人気領域。新規事業立ち上げ・PoC実行の実績を複数持つ層は、転職後の年収レンジが上振れする傾向。転職後5〜10年で独立フリーコンサル化に進む経路も開けてきます。

🗣 代表コメント

「新規事業担当者の転職は、独立への中間ステップとしても機能します。支援で見てきた範囲では、新規事業を5〜10年やってきた方が転職→独立の経路をたどり、月単価100〜250万円のレンジに乗っていく流れをよく目にします。転職時点でどれだけ立ち上げ実績を積めているかが、独立後の単価形成に効いてくる印象です。」

よくある質問

Q1. 新規事業担当者の転職市場での価値は本当に高いですか?

新規事業立ち上げ・PoC実行の実績を持つ層は、転職市場で高い評価を受けます。新規事業推進が経営優先順位の上位に置かれる企業が増えており、新規事業経験者の希少性が高まっています。

Q2. 新規事業担当者から異業界への転職は難しいですか?

業界知見の継続性が評価される構造のため、同業他社への転職よりも年収レンジが下振れする可能性があります。ただし、新規事業立ち上げの汎用スキルが評価されるため、異業界転職でも年収レンジが大きく下がるケースは少ない傾向。

Q3. 新規事業担当者からスタートアップCEOになるのは現実的ですか?

新規事業立ち上げの実績を複数持つ層なら、スタートアップCEOへの転身も視野に入ります。創業期からの参画、または既存スタートアップへのCEO招聘の経路があります。

Q4. 新規事業担当者の転職で英語力はどの程度求められますか?

外資系企業・グローバル展開する日系企業の新規事業ポジションでは、ビジネスレベル以上の英語力が前提。海外展開・新興国市場進出の経験があると評価が高くなる傾向。

Q5. 新規事業担当者からVC・PEへの転職は難しいですか?

VC・PEへの転職は、投資判断・財務分析・デューデリジェンスの経験が前提。新規事業立ち上げ経験+財務スキルを持つ層が中心の参入レンジです。

Q6. 新規事業担当者の転職で年齢制限はありますか?

明示的な年齢制限はないものの、課長級〜部長級ポジションは35〜50歳のレンジが中心。事業責任者・執行役員クラスは45〜55歳のレンジが中心です。

新規事業担当者の転職——タイプ別の判断指針

大手企業内でのキャリア拡張を重視する層

他社大手企業の新規事業ポジションへの転職が中心になります(年収アップ20〜50%)。

スタートアップでの急成長を狙いたい層

スタートアップの事業責任者・CXOへの転身が主軸になります。

コンサル業界での専門性深化を目指す層

新規事業特化型コンサルファームや戦略系コンサルへの転職が選ばれやすいでしょう。

投資業界でのキャリア展開を考える層

VC・PEへの転職が候補になります(投資判断・財務分析経験が前提)。

新規事業担当者の転職→独立サポートを月100〜250万円レンジで提供

この記事を執筆した人

  • 長尾 浩平

    新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。

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