副業・兼業|2026.06.28
週末副業の現実|土日のみで成立するコンサル副業の単価と案件タイプ【2026】
平日夜は本業の疲れで稼働が続かない。だから副業は土日に集中させたい。そう考える方に、週末副業は向いています。ただ、時間帯が限られる...
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副業・兼業
2026.06.28
経営経験を、本業を抱えたまま社外で活かせないか。社外取締役の打診を受けて、報酬や稼働の見当がつかず迷っている方もいるでしょう。
経営副業は、社外取締役・顧問・経営アドバイザリー・フラクショナルCXOといった、経営層レベルの意思決定に関わる働き方の総称です。月の稼働は8〜20時間と軽め。副業として入るなら月15〜60万円、経営に深く関わるなら月60〜150万円あたりが目安になります。
4タイプの案件構造と単価、本業ステータス別の到達レンジ、案件獲得チャネルや契約形態まで掘り下げていきます。
弊社サービスNewAceは、あなたのチャレンジを応援するコンサルタントの方向けのプラットフォームです。
案件のご紹介のほか、様々な相談も承っておりますので、是非下記よりご登録ください。

それでは、本章をチェックください。
目次
経営副業を案件性質で分類すると、以下の4タイプに整理できます。各タイプの月単価は、役員紹介系・コンサル特化系エージェントの公開レンジと、NewAce支援の範囲で見えている水準をもとにした目安です。企業規模・業績・関与の深さで上下するため、契約前に個別案件で確認してください。
| タイプ | 月単価レンジ | 月稼働時間 | 関与の深さ | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 10〜80万円 | 5〜12時間 | 取締役会出席+経営助言 | 上場企業・上場予備軍 |
| 顧問(アドバイザー) | 15〜100万円 | 8〜20時間 | 経営助言+特定領域支援 | ミドル〜大手企業 |
| 経営アドバイザリー | 30〜150万円 | 15〜25時間 | 経営参画+実行関与 | スタートアップ・PE投資先 |
| フラクショナルCXO | 60〜200万円 | 20〜40時間 | CXO代行+組織責任 | 急成長企業・PE投資先 |
社外取締役とフラクショナルCXOでは月単価が10倍以上違ってきます。関与の深さと責任範囲をどう選ぶかで月収レンジが決まります。月稼働時間は20時間以下で完結する案件が大半なので、本業との両立負荷は実務型の副業より軽めです。
副業フリーコンサル完全ガイドで、副業全体の単価相場と契約形態を整理しています。
初めて経営副業を検討する場合、いきなりフラクショナルCXOを狙うより、本業の経験に最も近いタイプから入るほうが現実的です。上場企業の役員・部長級なら社外取締役か戦略顧問、コンサル系のマネージャー以上なら経営アドバイザリーが入口になりやすいでしょう。まずは1社、月8〜15時間の稼働で受けてみて、本業との両立感覚をつかんでから社数を増やす流れが無理のない始め方です。
入口の手段としては、エージェント登録が最も再現性が高い経路です。独立コンサルタントを対象にしたNewAceの調査でも、案件獲得経路としてエージェント経由が44.6%と最多で、登録社数は2〜3社が48.5%でした〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。経営副業の場合は、社外取締役・顧問なら役員紹介系、経営アドバイザリーならコンサル特化系と、狙うタイプでエージェントを使い分けるのが入口設計の基本になります。
経営副業の案件供給側は、大きく4つのレイヤーに分かれます。
役員紹介系エージェント: ビズリーチ役員クラス、Ringo(社外取締役マッチング)、エクスタント、CONNECTABLEなど。社外取締役・顧問案件が中心で、上場企業・上場予備軍の役員選任候補として登録するチャネル。
コンサル特化系エージェント: PROsheet、HiPro Direct、NewAce、ランサーズプロフェッショナルエージェントなど。経営アドバイザリー・フラクショナルCXOの案件が中心で、月60〜200万円のレンジを目指す層が登録します。
ベンチャーキャピタル経由: グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ANRIなどのVCが投資先スタートアップに対して紹介する形態。投資先企業のCXO候補・社外取締役候補として紹介される動線です。
直接受託・紹介経由: LinkedIn、業界カンファレンス、過去のクライアント・上司・同僚からの紹介。フラクショナルCXO・経営アドバイザリーの月100〜200万円レンジ案件は、このチャネル経由が大半を占めます。
NewAceがこれまで支援してきた100件超のプロジェクトのうち、経営アドバイザリー型・フラクショナルCXO型の案件は約2割を占めます。新規事業立ち上げフェーズのスタートアップ・大手企業の新規事業部門での経営参画案件が中心で、稼働者の月単価レンジは80〜180万円が中心。本業で大手企業の事業責任者・元起業家・PE投資先のマネジメント経験を持つ層が、最も単価が伸びる傾向が見えています。
社外取締役は、株主総会で選任された後、取締役会への出席・経営助言・経営監督を担う立場です。1社あたり月10〜80万円のレンジで、複数社並行で受任するパターンが標準です。
| 規模 | 月単価レンジ | 取締役会開催頻度 | 月稼働時間 |
|---|---|---|---|
| プライム上場企業 | 30〜80万円 | 月1〜2回 | 8〜12時間 |
| グロース・スタンダード上場 | 15〜50万円 | 月1回 | 5〜10時間 |
| 上場予備軍(IPO準備中) | 20〜60万円 | 月1〜2回 | 8〜15時間 |
| 非上場ミドル・スタートアップ | 10〜30万円 | 月1回 | 5〜8時間 |
社外取締役は委任契約に基づく取締役登記が必要で、会社法上の善管注意義務・忠実義務を負う立場になります。複数社並行で3〜5社受任すれば、月90〜200万円のレンジも見えてきます。
顧問は、取締役会への出席義務はないものの、特定領域の経営助言を継続的に提供する立場です。営業顧問・技術顧問・法務顧問など領域別に分かれており、領域専門性で単価が変動します。
| 顧問タイプ | 月単価レンジ | 月稼働時間 |
|---|---|---|
| 営業顧問(紹介ベース) | 20〜50万円+成果報酬 | 5〜10時間 |
| 技術顧問(CTO支援) | 30〜80万円 | 10〜20時間 |
| 戦略顧問(経営助言) | 30〜100万円 | 10〜20時間 |
| 業界専門顧問(業界知見提供) | 15〜50万円 | 8〜15時間 |
| 海外展開顧問(クロスボーダー) | 40〜100万円 | 10〜20時間 |
顧問契約は業務委託契約が一般的で、取締役登記は不要。本業との両立という点では社外取締役より自由度が高く、稼働時間の調整もきかせやすいでしょう。
副業コンサルにおすすめのエージェント7選で、顧問・アドバイザリー案件の獲得チャネルを整理しています。
経営アドバイザリーは、スタートアップ・成長企業・PE投資先の経営チームに継続的に関与し、経営アジェンダの設計・実行支援を担うタイプです。コンサル系経験者・元起業家・元CXOがちょうど中心に位置する価格帯です。
| 案件例 | 月単価レンジ | 月稼働時間 |
|---|---|---|
| スタートアップ経営アドバイザリー(シード〜シリーズA) | 30〜80万円 | 15〜25時間 |
| スタートアップ経営アドバイザリー(シリーズB以降) | 60〜120万円 | 20〜30時間 |
| PE投資先のバリューアップ支援 | 80〜150万円 | 20〜30時間 |
| 大手企業新規事業の経営助言 | 60〜120万円 | 15〜25時間 |
| 海外子会社経営アドバイザリー | 60〜150万円 | 20〜30時間 |
経営アドバイザリー型は、月15〜25時間の稼働で月60〜120万円のレンジに届きます。本業で経営戦略立案・事業責任者・PMI(M&A後統合)の経験を持つ層と、特に相性がよい領域です。
コンサル独立で新規事業に特化すべき理由で、経営アドバイザリー型案件の構造を整理しています。
フラクショナルCXOは、CFO・CMO・CTO・COO・CHROなどのCXOポジションを部分稼働で担当するタイプです。経営副業の中で最も単価が高く、本業のCXO経験が前提になります。
| CXOタイプ | 月単価レンジ | 月稼働時間 |
|---|---|---|
| フラクショナルCFO | 80〜200万円 | 20〜40時間 |
| フラクショナルCMO | 60〜150万円 | 15〜30時間 |
| フラクショナルCTO | 100〜200万円 | 20〜40時間 |
| フラクショナルCOO | 80〜180万円 | 20〜40時間 |
| フラクショナルCHRO | 60〜120万円 | 15〜30時間 |
フラクショナルCXO案件は、エージェント経由よりも直接受託・VC経由の紹介が中心。本業で上場企業のCXO経験・外資マネジメント経験を持つ層が、月100〜200万円のレンジに届きやすい領域です。

到達レンジは本業の経歴で大きく分かれます。CXO経験者・元起業家、上場企業の現役役員・部長級、コンサル系マネージャー以上の3層について、適合しやすいタイプと月収の目安を1つの表に整理しました。いずれも各エージェントの公開レンジとNewAce支援の範囲で見えている水準をもとにした目安です。
| 本業ステータス | 適合タイプ | 月収到達レンジ(目安) |
|---|---|---|
| 上場企業 元CFO・元CTO | フラクショナルCXO | 100〜200万円 |
| 元起業家(M&AまたはIPO経験) | 経営アドバイザリー+社外取締役 | 80〜200万円 |
| 外資系企業 マネジメント経験者 | 顧問+経営アドバイザリー | 60〜150万円 |
| PE投資先 経営チーム経験者 | 経営アドバイザリー+フラクショナルCXO | 80〜180万円 |
| 上場企業 現役執行役員 | 社外取締役(1〜2社) | 30〜100万円 |
| 上場企業 事業部長 | 顧問+社外取締役 | 30〜80万円 |
| 上場企業 経営企画部長 | 戦略顧問+経営アドバイザリー | 40〜120万円 |
| 戦略系ファーム マネージャー以上 | 経営アドバイザリー+顧問 | 60〜150万円 |
| 総合系ファーム パートナー以下 | 顧問+経営アドバイザリー | 50〜120万円 |
| 大手SI/DX系 役員クラス | 技術顧問+経営アドバイザリー | 60〜120万円 |
| PE系・投資銀行出身 | フラクショナルCFO+経営アドバイザリー | 80〜180万円 |
表を縦に見ると、到達レンジの差は「経営判断にどこまで責任を持てるか」で決まっていると読み取れます。上場企業の元CFO・元CTOは、複数社並行で関与すると月150〜300万円のレンジに届くケースもあり、本業の経営経験をそのまま副業の単価に転換できる数少ない領域です。一方、現役の執行役員は本業の競合企業の社外取締役を受任しにくいため、業種の異なるスタートアップや上場予備軍企業を選ぶのが一般的になります。
コンサル系のマネージャー以上は、新規事業・事業再生・成長戦略立案の経験を活かして、経営アドバイザリー案件で月60〜150万円のレンジを狙えます。本業で「自分が何を決めてきたか」を数字で語れる層ほど、表の上段に近づいていく構造です。
経営副業の月単価レンジは、本業のCXO経験・経営参画経験の有無で大きく変動します。社外取締役は会社法上の責任を負う立場のため、投資判断・経営判断の経験が選任基準で重く見られます。一方、顧問・経営アドバイザリーは特定領域の専門性が単価を左右するため、本業の専門性を「数字で語れる実績」として示せる層ほど単価が伸びやすくなります。
ビズリーチ役員クラス、Ringo(社外取締役マッチング)、エクスタント、CONNECTABLEなどは社外取締役・顧問案件の専門エージェントです。上場企業・上場予備軍の役員選任候補として登録するルートです。
| エージェント | 主な案件タイプ | 月単価レンジ |
|---|---|---|
| ビズリーチ役員クラス | 社外取締役・上級顧問 | 30〜100万円 |
| Ringo(取締役マッチング) | 社外取締役 | 20〜80万円 |
| エクスタント | 社外取締役・経営顧問 | 30〜100万円 |
| CONNECTABLE | 上場企業 社外取締役 | 50〜150万円 |
役員紹介系エージェントは登録審査が厳格で、本業の役員経験・上場企業実績・専門領域の希少性が登録基準として重視されます。
ランサーズプロフェッショナルエージェント、HiPro Direct、PROsheet、NewAceなどのコンサル特化系エージェントは経営アドバイザリー・フラクショナルCXOの案件が中心です。
| エージェント | 主な案件タイプ | 月単価レンジ |
|---|---|---|
| ランサーズプロフェッショナルエージェント | 経営アドバイザリー・戦略 | 100〜250万円 |
| HiPro Direct | フラクショナル系CXO | 100〜200万円 |
| PROsheet | 経営アドバイザリー・PMM | 80〜180万円 |
| NewAce | 新規事業領域の経営アドバイザリー | 80〜200万円 |
新規事業に強いフリーコンサルエージェントで、経営アドバイザリー案件に強いエージェントの選定基準を整理しています。
グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ANRI、WiL、JAFCOなどのVCは、投資先スタートアップへのCXO・社外取締役紹介を行うケースが多くなっています。VCのキャピタリスト・パートナーとの個別のつながりが、紹介の起点です。
VC経由の案件は、月60〜200万円のレンジで、スタートアップの成長フェーズ(シード〜シリーズC)によって関与の深さと単価が変動する構造です。
LinkedIn、業界カンファレンスでの登壇、過去のクライアント・上司・同僚からの紹介は、フラクショナルCXO・経営アドバイザリーの月100〜200万円レンジ案件の主要チャネル。エージェント経由よりも単価の上限が高く、長期の継続契約にもつながりやすい傾向があります。
過去のクライアント・上司との関係維持は、経営副業の単価形成における最大の資産になります。本業の現役のうちから長いスパンで関係性を保っておくこと。これが独立後の単価に直結します。

経営副業の契約形態は、社外取締役と顧問・アドバイザリーで法的根拠が異なります。
| 契約形態 | 適用案件 | 法的責任 |
|---|---|---|
| 委任契約(会社法330条) | 社外取締役 | 善管注意義務・忠実義務 |
| 委任契約(民法643条) | 顧問・経営アドバイザリー | 善管注意義務 |
| 業務委託契約(民法632条) | 一部の顧問・実務支援 | 契約上の義務のみ |
社外取締役は会社法上の取締役として登記され、株主代表訴訟の対象になる可能性のある立場です。委任契約に基づく善管注意義務・忠実義務を負う構造のため、契約締結時に責任範囲・補償範囲を明確にしておく必要があります。
社外取締役の受任は、本業の就業規則で「他社の役員就任の許可」を取得することが前提になるケースが多くなっています。本業が上場企業の場合、取締役会・人事部での承認プロセスが必要です。
新規事業のコンサル副業の始め方で、就業規則の確認手順と副業の始め方を整理しています。
社外取締役の受任時は、就任先企業のD&O保険(会社役員賠償責任保険)の加入確認が必須事項。株主代表訴訟・第三者訴訟が発生した場合の賠償リスクをD&O保険でカバーする構造のため、保険加入の有無・補償金額・補償範囲を契約締結前に確認しておきます。
上場企業の社外取締役案件は基本的にD&O保険加入済みですが、非上場スタートアップの社外取締役は加入していないケースもあり、契約締結時の確認が安全策になります。
経営副業の報酬は、契約形態によって税務処理が分かれます。
| 契約形態 | 税務処理 |
|---|---|
| 社外取締役(取締役報酬) | 給与所得+源泉徴収 |
| 顧問(業務委託) | 事業所得または雑所得+確定申告 |
| 経営アドバイザリー(業務委託) | 事業所得+青色申告 |
| フラクショナルCXO(業務委託) | 事業所得+青色申告+税理士関与 |
社外取締役の報酬は取締役報酬として源泉徴収されるため、本業の給与と合算して年末調整外の確定申告が必要になります。顧問・経営アドバイザリーの業務委託報酬が事業所得と雑所得のどちらになるかは、帳簿書類の保存の有無や継続性で判定が分かれます。国税庁は2022年の所得税基本通達改正で、帳簿書類を保存していれば原則として事業所得とする取り扱いを示しました(〔出典: 国税庁「所得税基本通達の制定について(法令解釈通達)の一部改正」2022年10月〕)。副業所得が年20万円を超える場合は確定申告が必要になる点も、国税庁の公開情報で確認できます。
フリーコンサルの節税完全ガイドで、副業・独立後の確定申告と節税の実務を整理しています。
3〜5社の社外取締役を並行受任することで、月90〜250万円のレンジを安定的に確保し、独立する経路です。本業を退職した後も、社外取締役の継続関与だけで生活基盤を支えられます。
スタートアップ・PE投資先の経営アドバイザリー案件を3〜5社並行で受任し、月150〜500万円のレンジで独立する経路。経営に深く関わる分、本業のCXO経験をそのまま活かせる道筋です。
コンサル独立で新規事業に特化すべき理由で、経営アドバイザリー型独立の構造を整理しています。
複数のフラクショナルCXO案件を運営する法人を設立し、月300〜800万円のレンジで組織化する経路です。後輩のCXO候補を採用して案件を分担し、組織として規模を広げていく形です。
フリーコンサルの法人化で、法人化のタイミングと単価への影響を整理しています。
→ 新規事業領域の経営アドバイザリー案件を月80〜200万円レンジで紹介
「経営副業は、本業のキャリアの蓄積を副業の単価に最も直接的に転換できる領域です。100件超の支援で見てきた範囲では、本業の事業責任者経験・新規事業立ち上げ経験を持つ方は、スタートアップの経営アドバイザリー案件で月60〜120万円のレンジに到達するケースが多くなります。社外取締役の選任も、業界専門性・新規事業経験・上場企業の事業運営経験の3要素のいずれかを持つ層が選ばれやすい傾向が見えています。」
ここではフリーコンサルの案件に近い案件を、NewAceで公開中の事例から取り上げます(報酬・期間は掲載時点の目安)。
最新の募集状況はNewAceの案件一覧でご確認ください。
本業の就業規則と取締役会の承認次第で可能です。多くの上場企業では、本業と競合関係にない業界の社外取締役を年1〜2社まで認める運用が標準です。承認プロセスは取締役会・人事部での審議が必要で、申請から承認まで2〜3ヶ月かかるケースが多くなります。
社外取締役の報酬は、就任先企業の規模・業績・取締役会の開催頻度で変動します。プライム上場企業で月30〜80万円、グロース・スタンダード上場で月15〜50万円、非上場スタートアップで月10〜30万円のレンジが標準的。報酬は株主総会で決議される取締役報酬総額枠の中から配分されます。
顧問契約は経営助言を継続的に提供する業務委託契約で、取締役登記は不要。会社法上の責任は限定的です。社外取締役は取締役会への出席義務・経営監督義務を負う立場で、善管注意義務・忠実義務を負います。報酬の支払い構造も、税務処理も、責任範囲も、すべて別物です。
社外取締役・顧問はビズリーチ役員クラス、Ringo、エクスタント、CONNECTABLEなどの役員紹介系エージェント経由が中心。経営アドバイザリー・フラクショナルCXOはランサーズプロフェッショナルエージェント、HiPro Direct、PROsheet、NewAceなどのコンサル特化系エージェント、またはVC・LinkedIn・過去のクライアントからの紹介が主要チャネルです。
本業と同業界・同サイズの企業の社外取締役・経営アドバイザリーは、競業避止義務違反のリスクがあります。受任前に本業の主要顧客・主要競合と就任先企業の事業領域を確認し、競合関係に該当する場合は受任を避けるのが基本。エージェント経由の案件は事前に競合関係をスクリーニングしてもらえるため、就業規則遵守の安全性が高まります。
D&O保険は、株主代表訴訟・第三者訴訟による賠償責任・訴訟費用を補償する保険です。補償金額は就任先企業の規模で変動し、上場企業では数億円規模が設定されるケースもあります(具体的な補償額は各社の保険証券によるため、ここでは目安にとどめます)。補償対象は取締役の職務遂行に関する民事責任が中心で、刑事責任・故意による違法行為は対象外です。受任前に保険証券のコピーを確認し、補償範囲・補償金額・免責事項を把握しておくのが安全です。
上場企業の現役執行役員・部長級は、本業との競合関係を回避しつつ社外取締役を年1〜2社受任する設計が標準的。月30〜80万円のレンジで、本業との両立負荷を最も軽く抑えられます。
上場企業の元CFO・元CTO、IPO・M&A経験のある元起業家は、フラクショナルCXO・経営アドバイザリーの月100〜200万円のレンジが適合します。複数社並行で関与すれば月200〜400万円のレンジにも届き、本業を退職した後の独立基盤として十分に機能します。
戦略系・総合系・デジタル系のコンサル系マネージャー以上は、経営アドバイザリー・戦略顧問の月60〜150万円のレンジが適合します。月15〜25時間の稼働で本業との両立が成り立ち、独立準備の段階で自分の市場価値を測る場としても使えます。
スタートアップでのCXO・経営参画経験者は、VC経由のスタートアップ経営アドバイザリー・社外取締役の月60〜150万円のレンジが適合。投資先企業の成長フェーズに合わせて関与の深さを調整できる点が魅力です。
経営副業は、本業のCXO経験・経営参画経験を副業の単価に最も直接的に転換できる領域です。社外取締役・顧問・経営アドバイザリー・フラクショナルCXOの4タイプの選び方で、月10万円〜200万円までの幅広いレンジに対応できる設計になっています。
→ 新規事業領域の経営アドバイザリー案件を月80〜200万円レンジで紹介
この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
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