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経営企画フリーランスの単価相場|業務範囲別の月100〜250万円レンジとフリーコンサルの案件獲得経路【2026】

経営企画フリーランスの単価相場|業務範囲別の月100〜250万円レンジとフリーコンサルの案件獲得経路|NewAceマガジン

ポストコンサルキャリア

2026.06.27

大手企業の経営企画で実績を積んだものの、その経験が独立後に値段のつく仕事になるのか、確信が持てない。そう感じている方は少なくないだろう。

経営企画フリーランスは、中期経営計画やM&A、新規事業企画といった業務を業務委託で受託する働き方を指します。月単価はおおむね80〜250万円が目安。M&A実行や経営戦略立案の経験を持つ層は月150〜250万円に届くこともあります。独立コンサル全体を見ても、月単価160万円超の回答が41.5%を占めており〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕、経営企画の専門性はこの上位レンジに乗りやすい領域だといえます。

この記事では、業務範囲別の単価相場から契約形態、案件獲得の経路、開始の手順までを、100件超の支援で見てきた範囲を交えて掘り下げます。経営企画フリーランスの単価相場と始め方を一通り把握できる構成です。

この記事でわかること💡
  • 経営企画フリーランスの業務範囲別 月単価相場(80〜250万円のレンジ)
  • 業界・企業規模別の単価レンジ(スタートアップ・ミドル・大手・PE投資先)
  • 契約形態の選び方(業務委託契約・準委任契約・成果報酬型)
  • 案件獲得経路——コンサル特化系エージェント・スタートアップマッチング・直接受託
  • 経営企画フリーランス開始の準備ポイントと失敗パターン

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それでは、本章をチェックください。

経営企画フリーランス市場の構造

経営企画フリーランスとは

経営企画フリーランスは、事業会社の経営企画部門が担う業務領域を業務委託形態で外部から支援する独立形態を指します。コンサルティングファームのプロジェクト型支援とは異なり、特定企業に対して6ヶ月〜数年の長期間にわたって継続関与する案件構造が中心です。

支援対象は、経営企画部門を内製化していないスタートアップ・ミドル企業、経営企画チームの人員不足を補完したい大手企業、PE投資先で経営企画チームの強化が必要な企業など。クライアント企業のフェーズに応じて、関与の深さ・稼働時間・単価が大きく変動します。

フリーコンサル独立ガイドで、独立後の単価相場と案件獲得手順を整理しています。

経営企画フリーランス市場の3つの供給チャネル

経営企画フリーランスの案件供給は、以下の3つのチャネルが中心になっています。

供給チャネル主な案件タイプ月単価レンジ
コンサル特化系エージェント戦略・新規事業・M&A100〜250万円
スタートアップマッチング経営企画立ち上げ・CFO代行80〜180万円
直接受託・紹介経由PE投資先・上場準備150〜300万円

コンサル特化系エージェント経由は案件数が安定しており、独立初期の主要チャネルになります。直接受託・紹介経由は単価が最も高い一方、案件供給が不安定になりやすく、ここが独立初期のボトルネックになりやすい。

新規事業に強いフリーコンサルエージェントで、新規事業領域に強いエージェントの選定基準を整理しています。

業務範囲別の月単価レンジ

経営企画フリーランスの業務範囲別の月単価レンジは以下の通り。

業務範囲月単価レンジ月稼働時間
経営戦略立案・中期経営計画策定120〜200万円50〜80時間
新規事業企画・PoC支援100〜180万円60〜100時間
M&A実行・PMI支援150〜300万円60〜100時間
予算管理・KPI設計・FP&A80〜180万円40〜80時間
IR・上場準備支援150〜250万円60〜100時間
組織再編・人事制度設計100〜180万円50〜80時間
海外展開・グローバル経営支援150〜250万円60〜100時間

M&A実行・PMI・IR/上場準備支援が単価レンジの上位。事業会社の経営企画で実行まで担った経験のある層ほど、単価が伸びやすい傾向にあります。

📊 NewAce支援の現場から

NewAceがこれまで支援してきた範囲では、経営企画に近い案件はスタートアップ・ミドル企業向けが多く、次いで大手企業の経営企画チーム支援、PE投資先の経営企画強化案件という顔ぶれです。月単価レンジは100〜200万円のゾーンに集まりやすく、新規事業立ち上げやM&A実行を「実行まで」担った経験を持つ層ほど、上限側に単価が伸びる傾向が見えています。これは支援を通じて観測した定性的な傾向で、母集団を統計的に集計したものではありません。

クライアント企業の規模別 単価レンジ

スタートアップ向け案件

スタートアップ向けの経営企画フリーランス案件は、経営企画チームを内製化していない企業の経営企画機能を外部から支援する構造です。

クライアントフェーズ月単価レンジ主な業務範囲
シード〜シリーズA60〜120万円事業計画策定・KPI設計
シリーズB〜C80〜180万円中期経営計画・新規事業
シリーズD以降・上場準備中150〜250万円IPO準備・IR支援・M&A

シリーズD以降・上場準備中のスタートアップは、経営企画フリーランスの単価が最も高くなる層。上場準備の実行経験を持つ場合、月250万円以上に届くケースもあります。

ミドル企業・大手企業向け案件

ミドル企業(売上100〜1,000億円規模)向けの案件は、経営企画チームの人員不足を補完する役割が中心。大手企業(上場企業)向けは、特定プロジェクトでの外部リソース活用として位置づけられます。同じ業務範囲でも、企業規模が上がるほど月単価レンジは引き上がる傾向です。

業務範囲ミドル企業 月単価大手企業 月単価
中期経営計画策定支援120〜200万円150〜250万円
新規事業立ち上げ支援100〜180万円150〜250万円
M&A実行・PMI支援150〜250万円200〜350万円
海外展開・海外子会社経営支援150〜250万円200〜300万円

ミドル企業向け案件は関与期間が6ヶ月〜2年に及ぶものが中心で、経営企画フリーランスにとって安定した収入源になりやすい領域。一方の大手企業向けは単価が一段高い半面、選考プロセスが厳格で実績要件も厳しめです。実際に参入しているのは、コンサルファーム出身者や大手企業の経営企画出身者が中心になります。上記は公開求人や各エージェントの提示レンジから整理した目安で、稼働時間・関与の深さ・実績によって上下します。

PE投資先向け案件

PE(プライベートエクイティ)投資先の経営企画支援は、ハンズオン型で経営に深く関わる案件にあたります。

業務範囲月単価レンジ
投資直後のバリューアップ支援200〜350万円
経営チームのKPI設計・実行管理150〜250万円
バイアウト準備・M&A実行250〜400万円
上場準備支援(IPO)200〜350万円

PE投資先向け案件は単価が最も高く、月稼働40〜80時間でも月200〜400万円に届きます。実際に参入しているのは、PE業界・投資銀行業界の出身者や、上場企業の経営企画を経験した層が中心です。

経営企画フリーランスの企業規模別 月単価レンジ

契約形態の選び方

業務委託契約(準委任契約)

経営企画フリーランス案件の中心的な契約形態は、業務委託契約(準委任契約)です。

契約要素内容
法的根拠民法656条・準委任契約
業務範囲善管注意義務に基づく業務遂行
報酬支払い月額固定(時間単価×月稼働時間)
期間3ヶ月〜2年(更新ベース)

準委任契約は、成果物の納品義務がなく、業務の遂行そのものに対して報酬が支払われます。経営企画支援のように、成果物を定義しにくい業務と相性のよい契約形態です。

請負契約

特定の成果物(中期経営計画書・事業計画書・M&Aデューデリジェンスレポートなど)の納品を求める案件では、請負契約が選択されるケースがあります。

契約要素内容
法的根拠民法632条・請負契約
業務範囲成果物の納品義務
報酬支払い成果物完成時の一括または分割
期間2〜6ヶ月のプロジェクト型

請負契約は納品物の品質に責任を負うため、業務範囲や成果物の定義を契約段階で明確にしておく必要があります。

成果報酬型契約

M&A実行支援・新規事業立ち上げ・上場準備支援などでは、成果報酬型の契約が含まれるケースがあります。

案件例成果報酬の例
M&A実行支援案件成立時に取引金額の1〜3%
IPO支援上場成立時に固定金額または株式報酬
新規事業の収益化支援初年度売上の数%または固定金額

上表の料率は案件・契約ごとに大きく振れる目安で、固定の相場ではありません【要出典確認】。成果報酬型は固定報酬よりも高い水準に届きうる一方、案件が成立するかどうかに報酬が左右されるため、固定報酬とのハイブリッドで下限を確保しておくのが安全です。

フリーコンサル独立ガイドで、契約形態の選び方を整理しています。

案件獲得経路

コンサル特化系エージェント経由

経営企画フリーランスの中心的な案件獲得チャネルは、コンサル特化系エージェント。

エージェント経営企画案件の比率月単価レンジ
ランサーズプロフェッショナルエージェント戦略・新規事業中心100〜250万円
HiPro Directフリーコンサル・経営戦略中心80〜200万円
PROsheet経営アドバイザリー・PMM中心80〜200万円
NewAce新規事業領域中心80〜200万円
PERSONA大手ファーム出身者中心100〜250万円
HiPro Biz大手企業バックグラウンド層100〜200万円

経営企画出身者は、新規事業・M&A・経営戦略を強みとして提示できる経歴のため、複数のエージェントで案件マッチングが進みやすくなります。独立コンサルが案件を得る経路はエージェント経由が44.6%と最も多く、登録社数は2〜3社が48.5%を占めます〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。経営企画系でも、2〜3社に並行登録して毎月の案件選択肢を確保しておくのが妥当な進め方です。

副業コンサルにおすすめのエージェント7選で、コンサル特化系エージェントの選定基準を整理しています。

スタートアップマッチング系

スタートアップ向け経営企画フリーランス案件は、VC経由のマッチング・スタートアップ向け副業マッチング系が中心。

マッチング系主な案件タイプ
グローバル・ブレイン、ANRI、JAFCO等のVC経由投資先スタートアップの経営企画支援
Workship、PROsheetスタートアップのフラクショナルCXO・経営企画
YOUTRUST、Wantedlyスタートアップ向け副業・業務委託

スタートアップマッチング系は単価が80〜180万円で、案件の供給は比較的安定しています。

直接受託・紹介経由

PE投資先・大手企業向けの月200万円超レンジの案件は、直接受託・紹介経由が中心。過去のクライアント・上司・取引先・LinkedIn経由でのオファーが主要チャネルになります。

経営企画に在籍している間に築いた人脈の質と、その維持こそが、独立後の単価を左右する最大の資産になります。

経営企画フリーランス開始の準備ポイント

副業フェーズでの市場価値測定

経営企画フリーランスの始め方として無理がないのは、在籍したまま副業から入る順序です。就業規則の範囲内で副業案件を受け、独立後の単価を見積もる起点にします。まずはスポットコンサル(ビザスク・MIMIR)で1時間1〜5万円程度のスポット相談から始め、3〜6ヶ月後にコンサル特化系エージェント経由の月額案件へ移していくのが標準的な流れです。副業で実績と単価感をつかんでから独立する方が、独立直後の収入の落ち込みを抑えられます。

副業フリーコンサル完全ガイドで、副業段階の単価相場と案件獲得を整理しています。

法人化と税務処理

月単価100万円超のレンジで継続稼働する場合、法人化のメリットが発生します。

法人化のメリット内容
消費税還付課税売上1,000万円超の場合
経費計上範囲役員報酬・退職金・出張旅費規程の活用
社会保険役員報酬最適化での社会保険料圧縮
信用力クライアント企業との契約上の信用力

法人化を検討する標準的なタイミングは、独立後6ヶ月〜1年ほど。経営企画フリーランスは月単価が比較的高いため、法人化による節税などの効果も大きくなりやすいです。消費税の課税事業者の判定やインボイス制度の扱いは制度改正の影響を受けるため、適用条件は国税庁の公表資料や税理士で必ず確認してください〔参照: 国税庁タックスアンサー〕。

独立直後で個人事業のまま走る場合は、確定申告の準備も入口の論点になります。開業届と青色申告承認申請を出して青色申告(最大65万円の特別控除)を選び、報酬・経費・源泉徴収の記録を月次で残しておくと、初年度の申告がスムーズです〔参照: 国税庁タックスアンサー〕。月単価が上がるほど社会保険・税負担の設計効果が大きくなるため、法人化と個人事業のどちらが有利かは早めに試算しておきたいところ。

具体的な判断基準はフリーコンサルの法人化で、法人化の最適タイミングを整理しています。

案件単価の交渉

案件単価の交渉は、初回案件で重要な交渉ポイント。エージェント経由の案件は基本的に提示単価に対する1〜2割の上振れ交渉が可能な構造です。

単価交渉のポイント内容
業務範囲の明確化単価設定の根拠の明示
月稼働時間の上限設定オーバーラン時の追加報酬条件
経費精算交通費・出張費・通信費の負担条件
契約期間3ヶ月更新 vs 6ヶ月更新の選択

業務範囲を細かく定義し、稼働時間が想定を超えた場合の追加報酬条件まで明示しておくと、年間を通した収入が安定しやすくなります。

経営企画フリーランス 案件獲得経路別の月単価レンジと案件供給数

経営企画フリーランスの失敗パターン

案件供給チャネルの単一依存

エージェント1社・直接受託1社などへの依存で、案件供給が途絶えるリスクを抱えるパターン。回避策は、独立前から3〜5社のエージェントに並行登録し、複数チャネルから案件を確保できる体制を作ること。

業務範囲の曖昧な契約

業務範囲を明確にしないまま契約を結び、稼働時間が想定を超えてしまうパターン。回避策は、契約段階で業務範囲・月稼働時間・成果物(または成果物を求めない旨)を細かく定義し、超過時の追加報酬条件を決めておくことです。

守秘義務違反のリスク

複数案件を並行受任する際に、クライアント企業の機密情報の混同・流用リスクが発生するパターン。回避策は、各案件の機密情報を別フォルダ・別アカウントで管理し、定期的な機密情報の処理ルールを設定すること。

競合関係の見落とし

並行受任するクライアント企業同士が競合関係にある場合、利益相反リスクが発生するパターン。回避策は、新規案件受任前にクライアント企業の事業領域・主要顧客・主要競合を確認し、既存案件との競合関係をスクリーニングすること。

フリーコンサル1年目で失敗しない全知識で、独立初年度の失敗パターンを整理しています。

💡 ポイント

経営企画フリーランスの最大の強みは、事業会社視点の「実行可能性判断」「組織内部調整」「経営層との直接対話」のノウハウ。コンサルファームの戦略立案型支援と異なり、実装フェーズまで関与できる強みを提案書・面談で明示できる層は、月単価レンジが200〜300万円に到達するケースが多くなります。クライアント企業のフェーズ・規模に応じて関与の深さを調整できる柔軟性が、長期継続案件の獲得確率を左右する設計になります。

🗣 代表コメント

「経営企画フリーランスは、コンサル業界の知名度は低い分野ですが、案件供給は安定的で、月単価レンジは100〜250万円のレンジに収まる希少な独立経路です。100件超の支援で見てきた範囲では、新規事業立ち上げ・M&A実行・上場準備の実行経験を持つ層は月200〜350万円のレンジに到達するケースもあり、戦略系ファームマネージャー出身者と同等以上の単価レンジに位置する独立形態になっています。事業会社視点の実行可能性判断のノウハウが、クライアント企業から評価される強みになる構造です。」

NewAceで扱う実際の案件事例

ここでは経営企画に近い案件を、NewAceで公開中の事例から取り上げます(報酬・期間は掲載時点の目安)。

最新の募集状況はNewAceの案件一覧でご確認ください。

よくある質問

Q1. 経営企画フリーランスとフリーコンサルの違いは何ですか?

フリーコンサルはコンサルティングファームのプロジェクト型支援を独立した形態で、3〜6ヶ月のプロジェクト単位で関与するパターンが中心。経営企画フリーランスは事業会社の経営企画部門の業務領域を業務委託形態で受託する形態で、6ヶ月〜2年の長期継続関与が中心です。月単価レンジはほぼ同等ですが、案件タイプ・関与の深さ・契約形態が異なります。

Q2. 経営企画フリーランスは何歳から始められますか?

35〜50歳のレンジが標準的な独立タイミングです。35歳未満は経営企画の業務経験が10年未満で、独立後の単価レンジが100万円以下に留まるケースが多くなります。経営企画部長級・課長級として10〜20年の業務経験を蓄積した35〜50歳の層が、独立後の単価形成において最も有利な動き方になります。

Q3. 経営企画フリーランスの案件は本当に安定的に供給されていますか?

コンサル特化系エージェント経由の案件供給は比較的安定的で、独立コンサルの主要な獲得経路でもあります(エージェント経由44.6%)〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。ただし経営企画に絞ると新規案件数は限られるため、独立前から2〜3社、可能なら3社前後のエージェントに並行登録し、複数チャネルから案件を確保できる体制を作ることが、安定的な収入確保のポイントになります。

Q4. 経営企画フリーランスの収入は月単価×12ヶ月で計算できますか?

実際の年間収入は、稼働月数×月単価で考えます。年間を通して常に稼働している状態は稀で、案件切替え時の1〜2ヶ月のブランク期間が発生するケースが多くなります。月単価200万円のフリーランスの年間収入は、稼働月数10〜11ヶ月で年2,000〜2,200万円のレンジが目安です。なお独立コンサル全体では、独立後に収入が増えたという回答が83.1%(年300万円以上増が59.2%)を占めており〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕、ブランク期間を織り込んでも在籍時を上回るケースが多数派だと読み取れます。

Q5. 経営企画フリーランスは複数案件を並行受任できますか?

並行受任は可能ですが、月の稼働時間と業務範囲の重なりを踏まえた設計が欠かせません。1案件あたり月60時間程度を想定するなら、並行できるのは月2〜3案件が上限でしょう。受任時の競合関係のスクリーニングと、機密情報を管理するルールづくりが、リスク管理の要になります。

Q6. 経営企画フリーランスから法人設立に進むタイミングはいつですか?

月単価100万円超で継続して稼働できる見通しが立った頃、独立後6ヶ月〜1年あたりが標準的な検討時期です。法人化すると経費計上範囲の拡大や社会保険の設計、消費税の取り扱いといった面でメリットが出やすく、年間収入の目安としては1,500万円前後を超えるあたりから効果がはっきりしてくるとされます。ただし課税・社会保険の条件は個々の状況で変わるため、具体的な損益分岐は税理士に試算してもらうのが確実です〔参照: 国税庁タックスアンサー〕。

経営企画フリーランス——タイプ別の判断指針

大手企業 経営企画担当者級が選ぶべき動き方

30代の経営企画担当者級は、副業から開始して市場価値を測定する段階。スタートアップ向け案件・スポットコンサルから始め、3〜6ヶ月後に専門案件へステップアップする動き方が中心です。独立は40代前半を目安に、月150万円に届く力を養う準備段階と位置づけるとよいでしょう。

大手企業 経営企画部長級が選ぶべき動き方

40代後半〜50代の経営企画部長級は、独立後の単価が最も高い層。月200〜300万円に届き、社外取締役や顧問案件と組み合わせれば、月300〜500万円まで狙えます。本業現役期間の長さよりも、独立後のキャリア継続を重視した選択肢になります。

コンサルファーム出身で経営企画転職を経た層

コンサル出身から経営企画へ転じた層は、コンサルのスキルと事業会社の視点をあわせ持つ希少な経歴です。独立後の単価は月150〜300万円ほど。新規事業・M&A・経営戦略のいずれでも案件マッチングが進みやすい立場でしょう。

PE投資先 経営企画チーム経験者

PE投資先での経営企画を経験した層は、PE業界向け案件で月200〜400万円に届く立場にあります。バリューアップ支援・バイアウト準備・上場準備を実行までやり切った経験が、PE業界からの直接受託で高く評価される強みです。

経営企画フリーランスは、コンサル業界の知名度は低い分野ですが、案件供給は安定的で、月単価レンジは100〜250万円のレンジに収まる希少な独立経路。事業会社視点の実行可能性判断・組織内部調整のノウハウが、クライアント企業から評価される強みになる構造です。

経営企画フリーランス案件を月100〜250万円レンジで紹介

この記事を執筆した人

  • 長尾 浩平

    新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。

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