フリーコンサルの案件概要|2026.06.26
業務委託採用の大全|契約形態・進め方・費用と正社員採用との違い【2026】
正社員を一人増やすほどではないけれど、その分野に詳しい即戦力が今すぐ欲しい。新規事業や専門領域を抱える企業ほど、こうした場面によく...
Magazine
フリーコンサルの案件概要
2026.06.26
業務委託でコンサルを始めたい、あるいは外部のコンサルを使いたい。そう考えたとき、最初に気になるのは「どんな契約で、いくらが相場か」だろう。
業務委託コンサルは、雇用ではなく業務委託契約で企業のコンサルティングを担う働き方を指します。契約は準委任が中心で、単価は月額80〜250万円・時間単価1〜3万円が目安。成果物ではなく業務の遂行に責任を持つ分、業務範囲と稼働の取り決めが要になります。
この記事では、契約形態から単価相場、案件タイプ、契約実務の注意点、案件の探し方までを、働く側・使う側の両面から見ていきます。
弊社サービスNewAceは、あなたのチャレンジを応援するコンサルタントの方向けのプラットフォームです。
案件のご紹介のほか、様々な相談も承っておりますので、是非下記よりご登録ください。

それでは、本章をチェックください。
目次
業務委託コンサルの契約は、ほとんどが準委任契約です。
| 契約形態 | 責任の対象 | コンサルでの扱い |
|---|---|---|
| 準委任契約 | 業務の遂行 | コンサルの中心。助言・推進 |
| 請負契約 | 成果物の完成 | 調査レポート等、納品物がある場合 |
コンサルティングは、提供する価値が「成果物の完成」よりも「業務を遂行し続けること」にあるため、準委任が基本。月額固定または時間単価で報酬を設定し、業務範囲と稼働を取り決めます。
業務委託採用の大全で、請負・準委任の違いを企業側の視点から整理しています。
NewAceがこれまで支援してきた100件超のプロジェクトは、その大半が準委任型の業務委託コンサル契約です。新規事業のように成果を事前に固定しにくい領域では、業務の遂行を任せる準委任型が向いており、月額固定での契約が中心となる傾向があります。
業務委託コンサルの単価は、稼働日数と契約形態でおおよそのレンジが決まります。以下は新規事業領域を中心に見たときの目安です(公開された統一相場はなく、案件・スキルにより上下します)。
| 稼働・契約 | 単価の目安 |
|---|---|
| 月額(週1日) | 月40〜100万円 |
| 月額(週2〜3日) | 月100〜250万円 |
| 月額(週4〜5日) | 月150〜350万円 |
| 時間単価 | 1万〜3万円 |
レンジには幅がありますが、フルタイムに近い稼働で複数案件をこなす独立コンサルでは、月単価の分布が中〜高単価帯に寄る傾向が見られます。独立コンサル130人への調査では、月単価が140〜160万円という回答が18.5%で最も多く、160万円を超える層が41.5%にのぼりました〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。週2〜3日でも月100万円台に届く案件があるのは、業務委託コンサルの単価が「時間の量」より「担う役割の重さ」で決まりやすいためと読み取れます。
| 要素 | 単価への影響 |
|---|---|
| 専門領域の希少性 | 新規事業・DX等は高め |
| 役割の重さ | PMO・戦略は高め |
| 商流の浅さ | エンド直に近いほど高め |
| 稼働の深さ | 週の稼働日数に比例 |
同じ業務委託コンサルでも、領域の希少性・役割・商流・稼働で単価は大きく変わります。特に新規事業のような専門性が要る領域では、単価が伸びやすい。

新規事業フリーコンサルの単価相場で、単価が伸びる領域の構造を整理しています。
| 案件タイプ | 業務内容 |
|---|---|
| 戦略・事業開発 | 経営戦略・新規事業の立案推進 |
| 業務改善・BPR | 業務プロセスの再設計 |
| PMO・プロジェクト推進 | 大規模プロジェクトの管理推進 |
| DX・IT | デジタル化・システム導入支援 |
| マーケ・営業 | マーケ戦略・販路開拓 |
新規事業領域では、戦略・事業開発とPMO・プロジェクト推進の案件が中心。ゼロから事業を立ち上げる推進力が求められるため、提案だけでなく実行まで担える人材に引き合いが集まります。
新規事業コンサル案件の全体像で、案件タイプ別の単価・獲得法を整理しています。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 業務範囲の明確化 | 何を遂行するかを契約書に明記 |
| 稼働と報酬 | 月額か時間単価か、稼働の目安 |
| 成果物の扱い | 納品物がある場合の権利帰属 |
| 秘密保持 | NDAの締結 |
| 偽装請負の回避 | 指揮命令・専属性を過度にしない |
| 支払いサイト | 報酬の支払時期 |
準委任契約では「何をもって業務遂行とするか」が曖昧になりがち。業務範囲と稼働の目安を契約書で明確にしておくことが、後のトラブルを防ぎます。働く側は支払いサイト、使う側は偽装請負の回避にも注意したい。偽装請負は、契約上は業務委託でも実態が労働者派遣に当たる状態を指し、企業側が指揮命令を行うほどリスクが高まります。判断基準は厚生労働省の告示(労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準)で示されており、業務の遂行方法や労働時間を企業が直接指示しているかどうかが分かれ目になります〔出典: 厚生労働省「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)」〕。
業務委託で受け取る報酬は給与ではなく事業所得(または雑所得)に当たるため、独立後は自分で確定申告を行うのが基本です。報酬から源泉徴収される場合もありますが、最終的な税額は年間の所得から自分で計算して精算します。年間の課税売上が一定額を超える、またはインボイス発行事業者として登録する場合は、消費税の申告も必要になります。具体的な要件や控除は国税庁の案内で確認し、判断に迷う場合は税理士に相談しておくと安心です〔出典: 国税庁「確定申告が必要な方」「インボイス制度の概要」〕。経費精算や開業届の扱いは、独立準備の段階で一度整理しておきたいところ。
業務委託コンサルの契約は準委任が中心で、単価は月額80〜250万円・時間単価1〜3万円が目安。成果物の完成ではなく業務の遂行に責任を持つため、業務範囲と稼働の取り決めが契約の肝です。新規事業のような希少領域ほど単価が伸びやすく、実行まで担える人材に引き合いが集まります。
| チャネル | 特徴 |
|---|---|
| コンサル特化エージェント | 案件の質・量が安定 |
| 新規事業特化エージェント | 専門領域の高単価案件 |
| クラウドソーシング | スポット・小規模案件 |
| リファラル(紹介) | 高単価・継続案件 |
| 直接受託 | 中間マージンなし |
働く側は、まずコンサル特化・新規事業特化のエージェントに登録して案件の母数を確保しつつ、リファラルで継続案件を増やす経路が安定します。先の調査でも、案件の主な獲得経路として「エージェント」を挙げた回答が44.6%と最多で、登録社数は2〜3社が48.5%でした〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。最初は複数社に登録して案件の幅を確かめ、相性の良い担当に絞り込んでいく流れが現実的でしょう。使う側は、領域に精通したエージェント経由で要件に合う人材を確保すると、要件とのミスマッチを抑えやすい。
クラウドソーシングやリファラルにも案件はありますが、初動の母数とスピードを考えると、独立直後はエージェント登録から始めるのが入りやすい選択肢です。直接受託は中間マージンが乗らない分だけ手取りを伸ばしやすい一方、営業・契約・請求まで自力で回す必要があり、実績がたまってからの選択肢になります。
新規事業に強いフリーコンサルエージェントで、エージェントの選び方を整理しています。これから独立する入口の手順は新規事業のコンサル副業の始め方もあわせて参考にしてください。
「業務委託コンサルの契約で揉めるのは、たいてい業務範囲が曖昧なときです。準委任は『業務の遂行』に責任を持つ契約なので、何をどこまでやるかを最初に擦り合わせておくことが大切。100件超の支援で見てきた範囲では、範囲と稼働を明確にした契約ほど、双方の満足度が高く継続につながります。働く側も使う側も、入口の取り決めが肝です。」
フリーコンサルの案件に関連する案件を、公開中のものからいくつか紹介します。報酬・期間は掲載時点の目安です。
最新の募集状況はNewAceの案件一覧でご確認ください。
ほとんどが準委任契約です。コンサルの価値は成果物の完成より業務の遂行にあるため、準委任が基本。月額固定または時間単価で報酬を設定し、業務範囲と稼働を取り決めます。調査レポートなど納品物がある場合は請負のこともあります。
月額は週1日で40〜100万円、週2〜3日で100〜250万円、週4〜5日で150〜350万円。時間単価は1万〜3万円が目安。専門領域の希少性・役割・商流・稼働で変動します。
戦略・事業開発、業務改善・BPR、PMO・プロジェクト推進、DX・IT、マーケ・営業が中心。新規事業領域では戦略・事業開発とPMO・推進の案件が多く、実行まで担える人材に引き合いが集まります。
業務範囲の明確化、稼働と報酬の取り決め、成果物の権利帰属、秘密保持、偽装請負の回避、支払いサイト。準委任では業務範囲が曖昧になりがちなので、契約書で明確にすることがトラブル回避の鍵です。
コンサル特化エージェント・新規事業特化エージェント・クラウドソーシング・リファラル・直接受託が中心。まずエージェントで母数を確保し、リファラルで継続案件を増やす経路が安定します。
業務範囲を明確に切り出すこと、指揮命令や専属性を過度に求めて偽装請負にならないようにすること。実態が雇用に近いなら正社員採用を検討すべきです。領域に精通したエージェント経由だと要件に合う人材に出会いやすくなります。
必要です。業務委託の報酬は給与ではなく事業所得(または雑所得)に当たるため、独立後は自分で確定申告を行います。報酬から源泉徴収される場合も、最終的な税額は年間の所得から精算します。課税売上が一定額を超える、またはインボイス発行事業者として登録する場合は消費税の申告も必要です。要件や控除は国税庁の案内で確認し、迷う場合は税理士に相談すると安心です〔出典: 国税庁「確定申告が必要な方」「インボイス制度の概要」〕。
専門性を武器に独立したい層は、コンサル特化・新規事業特化エージェントに登録し、準委任の月額契約(月40〜250万円)から始めるのが入りやすい選択肢。
特定課題・新規事業に専門知を取り入れたい企業は、業務範囲を明確にした準委任契約で、領域に強い人材を確保するのが妥当でしょう。
単価を伸ばしたい層は、新規事業など希少性の高い領域で、提案だけでなく実行まで担える役割を取りにいくのが効きます。
→ 新規事業の業務委託コンサル案件を月40〜350万円のレンジで紹介する
この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
人気記事
フリーコンサルの案件概要|2026.06.26
正社員を一人増やすほどではないけれど、その分野に詳しい即戦力が今すぐ欲しい。新規事業や専門領域を抱える企業ほど、こうした場面によく...
フリーコンサルの案件概要|2026.06.26
事業を回す実行力と組織運営の経験を、一社に留めず複数社で発揮する。それを叶えるのが業務委託COO(フラクショナルCOO)です。スタ...
フリーコンサルの案件概要|2026.06.26
マーケティングの責任者として培った戦略眼を、一社専属ではなく複数社で活かす。その働き方が業務委託CMO(フラクショナルCMO)です...
カテゴリー