フリーコンサルの案件概要|2026.06.26
業務委託採用の大全|契約形態・進め方・費用と正社員採用との違い【2026】
正社員を一人増やすほどではないけれど、その分野に詳しい即戦力が今すぐ欲しい。新規事業や専門領域を抱える企業ほど、こうした場面によく...
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フリーコンサルの案件概要
2026.06.26
マーケティングの責任者として培った戦略眼を、一社専属ではなく複数社で活かす。その働き方が業務委託CMO(フラクショナルCMO)です。スタートアップや成長企業のCMO機能を、部分稼働で担います。
月単価の目安は100〜250万円で、マーケ戦略やグロース、ブランド戦略、PMM支援が主な案件。BtoB SaaSの代行や上場準備中スタートアップの案件では、200〜300万円に届くこともあります。CMOを正社員で抱えるほどではないが専門性は欲しい、という企業が増えている領域です。
独立コンサルの収入実態を見ると、月単価160万円超の層が41.5%を占めるという調査結果もあります〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。CMOクラスの上位レンジは、この分布の上側に位置づけられると考えてよいでしょう。
NewAceは新規事業に特化したフリーコンサル案件の紹介エージェントとして、100件超の支援に関わってきました。業務委託CMOの支援も扱ってきた立場から、単価相場と案件タイプ、契約形態、そして「これから始める人」が押さえておきたい準備までを整理します。本記事の単価レンジはNewAce支援の範囲で見えてきた目安であり、確定した公開統計値ではない点はあらかじめ申し添えます。
弊社サービスNewAceは、あなたのチャレンジを応援するコンサルタントの方向けのプラットフォームです。
案件のご紹介のほか、様々な相談も承っておりますので、是非下記よりご登録ください。

それでは、本章をチェックください。
目次
業務委託CMO(フラクショナルCMO)は、CMOのポジションを部分稼働で担う独立の働き方を指します。
| 主要業務範囲 | 内容 |
|---|---|
| マーケティング戦略立案 | 中期マーケ戦略・KPI設計 |
| グロース戦略 | チャーン・LTV・CAC最適化 |
| PMM(プロダクトマーケティング) | プロダクト戦略との連携 |
| ブランド戦略 | ポジショニング・ブランドアイデンティティ |
| デジタルマーケ統括 | 広告運用・SEO・SNS統括 |
| マーケ組織立ち上げ | チーム採用・組織設計 |
案件タイプごとに月単価の目安を並べると、下表のようになります。レンジの差は、求められる責任範囲と「結果が事業数字にどこまで直結するか」の違いから生まれます。グロースやCMO代行のように売上・KPIへの責任が重い案件ほど上振れし、戦略立案中心の案件は下限寄りに落ち着く傾向があります。
| 案件タイプ | 月単価レンジ(目安) |
|---|---|
| スタートアップCMO代行 | 100〜200万円+SO |
| BtoB SaaS グロース戦略支援 | 150〜250万円 |
| マーケティング戦略立案 | 100〜200万円 |
| PMM支援 | 100〜200万円 |
| ブランド戦略立案 | 100〜200万円 |
| 上場準備中スタートアップCMO | 200〜300万円+SO |
マーケティング副業の現実で、マーケ副業の単価レンジを整理しています。
NewAceがこれまで関わってきた100件超のプロジェクトのなかでも、業務委託CMO・マーケ責任者クラスの案件は一定の割合を占めています。支援の範囲で見える月単価の目安は120〜250万円。BtoB SaaSのCMO代行・グロース戦略支援案件では、250〜300万円のレンジに届くケースも確認できました。
| スタートアップフェーズ | 月単価レンジ |
|---|---|
| シリーズA〜B | 月100〜180万円+SO |
| シリーズC以降 | 月150〜250万円+SO |
| 上場準備中 | 月200〜300万円+SO |
BtoB SaaS企業のCMO代行は、業務委託CMO案件の中でも単価レンジが上位の領域。
| 案件タイプ | 月単価レンジ |
|---|---|
| SaaS全社マーケ戦略立案 | 月150〜250万円 |
| グロース戦略実行支援 | 月150〜250万円 |
| PMM支援 | 月120〜200万円 |
| エンタープライズ営業との連携 | 月150〜250万円 |
| 案件タイプ | 月単価レンジ |
|---|---|
| 大手企業のマーケ部門強化 | 月150〜250万円 |
| 新規事業のマーケ戦略立案 | 月150〜250万円 |
| デジタルマーケ統括支援 | 月150〜250万円 |

業務委託CMOと正社員CMOは、報酬の絶対額だけで比べると見え方を誤りやすい。正社員CMOはフルタイム前提で福利厚生や株式報酬も含む一方、業務委託は月15〜40時間で複数社を並行できます。下表の年収レンジはいずれも目安ですが、注目すべきは時間あたりの密度と、稼働を積み増せる自由度の差です。
| 項目 | 業務委託CMO | 正社員CMO |
|---|---|---|
| 年収レンジ(目安) | 月100〜300万円(年換算) | 1,200〜2,500万円 |
| 稼働時間 | 月15〜40時間 | フルタイム |
| 契約形態 | 業務委託 | 雇用契約 |
| 取締役登記 | なし(顧問契約) | 役員登記 |
| 複数社並行 | 可能(2〜3社) | 不可 |
業務委託CFOの単価相場で、業務委託CxOの比較を整理しています。
ここからは、需要の大きい案件タイプを掘り下げます。先ほどのサマリ表と数字が重なる部分は、表を繰り返さず要点だけ補足します。
中期マーケ戦略の策定は、月150〜250万円が目安。KPI設計やターゲット顧客戦略の単独依頼は月100〜180万円に収まることが多く、戦略の上流ほど単価が上がります。立案だけで終わらず、その後の実行フェーズまで握れるかどうかが、継続と単価維持の分かれ目になりやすいところです。
BtoB SaaS・Eコマースのグロース戦略支援は、業務委託CMO案件の中で特に需要が高い領域。
| 業務範囲 | 月単価レンジ |
|---|---|
| グロースモデル設計(チャーン・LTV・CAC) | 月150〜250万円 |
| 施策ロードマップ策定・実行管理 | 月150〜250万円 |
| データ分析・施策改善 | 月120〜200万円 |
| 業務範囲 | 月単価レンジ |
|---|---|
| プロダクトポジショニング設計 | 月120〜200万円 |
| 顧客セグメント別マーケ戦略 | 月120〜200万円 |
| プロダクトローンチ戦略 | 月150〜250万円 |
ブランドアイデンティティ設計やポジショニング戦略、ブランドコミュニケーション設計は、月100〜200万円が目安のレンジ。成果が中長期に表れる領域のため、グロース系より単価は控えめに置かれがちです。一方で経営の意思決定に近い上流から関与できれば、評価は変わってきます。リブランディングや新規事業の立ち上げと組み合わさると、戦略立案とブランドの両輪で単価が積み上がるケースも見られました。

| 実務経験 | 評価のポイント |
|---|---|
| マーケティング部長級経験 | 大規模マーケチーム運営 |
| グロース戦略実行経験 | KPI設計から実行まで |
| PMF達成経験 | スタートアップの実績 |
| BtoB SaaSのCMO・グロース責任者経験 | デジタルマーケ統括 |
| デジタル広告運用責任者経験 | 大規模広告予算運用 |
| チャネル | 主な案件 |
|---|---|
| コンサル特化系エージェント | NewAce・PROsheet・HiPro Direct |
| VC経由の紹介 | 投資先スタートアップへのCMO紹介 |
| マーケコミュニティ・LinkedIn | 個人ブランド経由のオファー |
| 直接受託・紹介経由 | 過去のクライアント・上司から |
新規事業に強いフリーコンサルエージェントで、エージェント選定の基準を整理しています。実態調査でも、独立コンサルの48.5%が2〜3社のエージェントに登録しており〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕、複数チャネルの併用が標準的な動き方になりつつあります。
これから業務委託CMOを始める人が最初につまずきやすいのは、案件探しよりむしろ「契約と税務の準備」です。独立直後は個人事業主としてスタートし、まず開業届を出すところから。報酬が積み上がってきたら、法人化やインボイス登録の判断が現実味を帯びてきます。
確定申告では、業務委託報酬から経費(書籍・ツール・打ち合わせ交通費など)を差し引いて所得を計算します。クライアントが課税事業者中心であれば、インボイス(適格請求書発行事業者)登録を求められる場面も少なくありません。このあたりの判断は、フリーコンサルのインボイス対応とフリーコンサルの法人化タイミングで具体的に整理しています。複数社から月100万円超を受け取る規模になると、法人化による社会保険・節税メリットを検討する段階に入る、と考えてよいでしょう。
業務委託CMOは、マーケティング戦略・グロース戦略の経験を持つ層にとって、月単価100〜250万円のレンジで複数社並行可能な独立形態。BtoB SaaSのCMO代行・グロース戦略支援案件で月単価200〜300万円のレンジに到達できる構造です。
「業務委託CMOは、マーケティング戦略・グロース戦略の経験を持つ方にとって、収入と裁量を両立しやすい働き方です。100件超の支援で見てきた範囲では、複数社を並行することで正社員CMO時代を上回る総報酬に届く方も見てきました。特にBtoB SaaSのCMO代行案件は、単価レンジが高い領域だと感じています。」
CMOに関連する案件を、公開中のものからいくつか紹介します。報酬・期間は掲載時点の目安です。
最新の募集状況はNewAceの案件一覧でご確認ください。
マーケティング部長級経験5〜10年以上+グロース戦略・PMM・ブランド戦略のいずれかの実行経験が標準的な条件。BtoB SaaS・Eコマースのグロース責任者経験者が中心の参入レンジです。
1社あたり月20〜30時間の稼働を想定する場合、月2〜3社の並行受任が標準的な上限レンジ。月稼働合計が80〜100時間に到達する形態が中心です。
業務委託CMOの案件期間は、6ヶ月〜2年が中心。グロース戦略実行支援は1〜2年、スタートアップCMO代行は1〜3年が標準的な期間です。
スタートアップのCMO案件では、ベースの月単価にストックオプションや株式報酬を組み合わせる形が選ばれることも少なくありません。
複数社で業務委託CMOの経験を積んだ層には、本業CMOやスタートアップCMOへ転身していく道もあります。
近年、業務委託CMOの需要は伸びています。BtoB SaaS・Eコマースの成長に伴い、グロース戦略支援の案件も増えてきました。ただし供給は景気やスタートアップの資金調達環境に左右される面もあり、複数チャネルの併用が無難。実態調査でも案件獲得経路はエージェント経由が44.6%で最多でした〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。
業務委託の報酬は事業所得として確定申告します。クライアントが源泉徴収する場合としない場合があるため、報酬明細は契約ごとに整理しておくのが安全です。課税売上が増えればインボイス登録や法人化の検討も視野に入ります。詳細はフリーコンサルのインボイス対応を参照してください。
最後に、自分の強みからどの案件を軸に置くかを整理しておきます。報酬レンジだけでなく、再現性のある実績をどこで作ってきたかが選び方の起点です。
BtoB SaaS・Eコマースのグロース戦略支援が主戦場。月単価150〜250万円が狙えるレンジで、チャーン・LTV・CACを数字で動かした実績があるほど評価は伸びやすい。
プロダクトとマーケの結節点を担えるなら、PMM支援の月単価120〜250万円が射程に入ります。プロダクトローンチの成功体験が、そのまま単価の裏づけになるでしょう。
ブランド戦略立案は月100〜200万円が目安。単価の絶対額は他タイプより控えめでも、経営の意思決定に食い込めれば継続と関与範囲の拡大につながりやすい領域です。
ベース報酬にストックオプションを組み合わせ、上場時のキャピタルゲインまで取りにいく動き方。短期の月単価より、中長期の総報酬で勝負したい層に向きます。
→ 業務委託CMO案件を月150〜300万円レンジで紹介してもらう
この記事を執筆した人

長尾 浩平
新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。
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