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事業企画フリーランスの単価相場|新規事業フリーコンサルの月100〜250万円レンジと案件構造【2026】

事業企画フリーランスの単価相場|新規事業フリーコンサルの月100〜250万円レンジと案件構造|NewAceマガジン

ポストコンサルキャリア

2026.06.23

事業企画フリーランスは、事業計画づくりや新規事業の立ち上げ、PoC設計といった事業企画部門の仕事を、業務委託で外から引き受ける働き方です。月単価の目安は80〜250万円のレンジ。新規事業の立ち上げや事業計画の実行経験がある層は150〜250万円あたりまで伸びてきます。

フリーコンサル全体のボリュームゾーンが月100〜150万円とされるなか〔出典: フリーコンサルタント.jp〕、事業企画・経営戦略系はその上限寄りに分布しやすい領域です。経営企画フリーランスが企業全体の戦略を見るのに対し、こちらは特定の事業領域に深く特化するのが持ち味。NewAceの支援で見てきた知見をもとに、業務範囲別の単価と案件の取り方を掘り下げていきます。

この記事でわかること💡
  • 事業企画フリーランスの業務範囲別 月単価相場(80〜250万円のレンジ)
  • 特化領域別の単価レンジ(BtoB SaaS・DX・新規領域・グローバル展開)
  • 経営企画フリーランスとの違い:専門性の方向性
  • 案件獲得チャネル:コンサル特化系・スタートアップマッチング・直接受託
  • 事業企画フリーランス開始の準備ポイント

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それでは、本章をチェックください。

事業企画フリーランス市場の構造

事業企画フリーランスとは

事業企画フリーランスは、事業会社の事業企画部門・新規事業部門が担う業務領域を、業務委託の形で外部から支援する働き方です。経営企画フリーランスが企業全体の経営戦略を担うのに対し、こちらは特定事業のグロース戦略や新規事業の立ち上げに深く専門特化します。

支援対象は、新規事業立ち上げ中のスタートアップ・大手企業の新規事業部門・PE投資先で事業企画チームを強化したい企業など。クライアント企業の事業フェーズや成長戦略に応じて、関与の深さ・稼働時間・単価は大きく変わってきます。

新規事業のコンサル副業の始め方で、新規事業領域の案件構造を整理しています。

事業企画フリーランス市場の主要案件タイプ

事業企画フリーランスの主要案件タイプは、以下の通り。

案件タイプ月単価レンジ月稼働時間
新規事業立ち上げ支援(0→1)月100〜180万円60〜100時間
既存事業のグロース戦略支援月100〜200万円50〜80時間
事業計画策定支援月80〜180万円50〜80時間
PoC設計・実行支援月100〜180万円60〜100時間
新規領域進出支援月150〜250万円60〜100時間
海外子会社事業企画支援月150〜250万円60〜100時間
グループ会社の事業企画強化月100〜180万円50〜80時間

新規領域進出支援・海外子会社事業企画支援が単価レンジの上位。新規事業の立ち上げや既存事業のグロース戦略を実際に動かした経験を持つ層ほど、単価が伸びやすい傾向があります。

以降に挙げる単価レンジは、公開されている相場情報とNewAceの支援で見てきた範囲をもとにした目安です。実際の提示額はクライアントの事業フェーズ・関与の深さ・稼働時間で上下するため、固定値ではなく幅として捉えてください。たとえば同じ「新規事業立ち上げ支援」でも、大手企業の新規事業部門とシード期スタートアップでは提示の前提が大きく異なります。

新規事業に強いフリーコンサルエージェントで、新規事業領域のエージェント選定基準を整理しています。

特化領域別の単価レンジ

事業企画フリーランスの単価レンジは、特化する領域によって大きく変わってきます。

特化領域月単価レンジ
BtoB SaaS事業企画月120〜250万円
DX・デジタル事業企画月120〜200万円
新興国市場進出月150〜250万円
製造業の新規事業月100〜200万円
ヘルスケア新規事業月150〜300万円
FinTech新規事業月150〜300万円
スタートアップ事業企画月80〜200万円+ストックオプション

単価レンジの上位に並ぶのは、BtoB SaaS事業企画・ヘルスケア新規事業・FinTech新規事業。専門領域の希少性が、そのまま単価を左右していると読み取れます

📊 NewAce支援の現場感

NewAceの支援で見てきた範囲では、事業企画フリーランス型の案件は新規事業立ち上げ・PoC設計の実行経験を持つ層が中心です。独立後に収入が増えたと答えた人は83.1%、現在の月単価が160万円超に届く人は41.5%にのぼります〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。なかでも事業会社の新規事業部門で0→1の立ち上げを動かした経験を持つ層が、独立後の単価形成で有利になりやすい傾向です。

経営企画フリーランスとの違い

業務範囲の違い

経営企画フリーランスと事業企画フリーランスでは、業務範囲の向かう方向が異なります。

項目経営企画フリーランス事業企画フリーランス
主要業務企業全体の経営戦略特定事業のグロース戦略
関与の幅全社レベル(複数事業横断)単一事業(または事業ポートフォリオ)
経営層との対話CEO・CFO・COO事業責任者・事業部長
期間6ヶ月〜2年(継続型)3ヶ月〜2年(プロジェクト+継続)
アウトプット中期計画・M&A戦略事業計画・PoC・グロース施策

経営企画フリーランスは全社視点での経営戦略支援、事業企画フリーランスは特定事業に踏み込んだ実行支援。ここに両者の違いがあります。

経営企画フリーランスの単価相場で、経営企画フリーランスの業務範囲を整理しています。

強みの方向性の違い

強み経営企画フリーランス事業企画フリーランス
戦略立案領域全社戦略・M&A戦略事業戦略・成長戦略
財務分析領域全社予算・FP&A事業計画・収益性試算
実行マネジメント領域PMI・組織再編PoC・収益化・拡大実行
業界知見業界全体特定事業領域の深い知見

事業企画フリーランスの強みは、特定事業領域における実行能力の深さ。新規事業の立ち上げやグロース戦略を実際に動かした経験が、単価を決める軸になります。

単価レンジの違い

月単価レンジ経営企画フリーランス事業企画フリーランス
下限月80万円月80万円
中央値月150万円月150万円
上限月250万円月250万円(特化領域は月300万円)

下限・中央値はほぼ同等ですが、上限の天井が違います。経営企画が全社視点という横の広さで評価されるのに対し、事業企画は特定領域の希少性が上限を押し上げる。BtoB SaaS・ヘルスケア・FinTechといった専門領域に踏み込めるかどうかが、月250万円の壁を超えられるかの分かれ目になります。実態調査でも、独立後に月単価160万円超へ届いた層は41.5%を占めており〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕、特化の深さが上位レンジへの到達を後押ししていると読み取れます。

事業企画フリーランス vs 経営企画フリーランスの業務範囲・強み・単価比較

案件タイプ別の詳細

新規事業立ち上げ支援(0→1)

新規事業立ち上げ支援は、事業会社・スタートアップの新規事業を0→1のフェーズで立ち上げる案件。

クライアントタイプ月単価レンジ案件期間
大手企業の新規事業部門月120〜180万円6ヶ月〜2年
スタートアップ(シード〜A)月80〜120万円3ヶ月〜1年
スタートアップ(B以降)月100〜150万円6ヶ月〜2年
中堅企業の新規領域進出月100〜180万円6ヶ月〜1年

新規事業立ち上げ支援は、事業企画フリーランスの柱とも言える案件です。事業会社の新規事業部門で実行経験を積んだ層が、主な参入レンジになります。

新規事業×フリーコンサルの失敗パターン7選で、新規事業案件の失敗パターンを整理しています。

既存事業のグロース戦略支援

既存事業のグロース戦略支援は、PMF後の事業の月次成長率を引き上げるための戦略立案・実行支援です。

クライアントタイプ月単価レンジ
SaaS企業のグロース支援月120〜200万円
Eコマースのグロース支援月100〜180万円
既存事業の収益性改善支援月100〜180万円
海外展開支援月150〜250万円

グロース戦略支援は、KPI設計・施策ロードマップ・実行管理の総合スキルが評価される領域。BtoB SaaSのグロース責任者を務めた経験があれば、月150〜200万円のレンジまで到達しやすくなります。

事業計画策定支援

事業計画策定支援は、新規事業・既存事業の3〜5年事業計画を策定する案件。

業務範囲月単価レンジ
3年事業計画策定月80〜150万円
中期事業計画策定月100〜180万円
投資家向け事業計画策定月100〜180万円
海外事業計画策定月120〜200万円

事業計画策定支援は、プロジェクト型が多く、3〜6ヶ月の関与期間で区切りがつくケースが目立ちます。月稼働は40〜60時間あたりが目安でしょう。

事業企画フリーランス 案件タイプ別 月単価レンジ

案件獲得チャネル

コンサル特化系エージェント

案件を獲得する経路として軸になるのが、コンサル特化系エージェントです。

エージェント事業企画案件の比率月単価レンジ
ランサーズプロフェッショナルエージェント戦略・新規事業中心100〜250万円
HiPro Directフリーコンサル・PMM中心80〜200万円
PROsheet経営アドバイザリー・PMM中心80〜200万円
NewAce新規事業領域中心80〜200万円
新規事業特化系エージェント新規事業・PoC中心100〜250万円

NewAce・PROsheet・新規事業特化系エージェントは、事業企画フリーランスと相性のよい経路です。新規事業立ち上げやPoC設計の案件が多く供給されています。

フリーコンサルのエージェント選びで失敗しない5つの判断基準で、エージェント選定の基準を整理しています。

スタートアップマッチング系

スタートアップ向け事業企画フリーランス案件は、VC経由のマッチング・スタートアップ向け副業マッチング系が中心。

マッチング系主な案件タイプ
グローバル・ブレイン、ANRI等のVC経由投資先スタートアップの事業企画
Workship、PROsheetスタートアップのフラクショナル事業企画
YOUTRUST、Wantedlyスタートアップ向け副業・業務委託

スタートアップマッチング系は、月単価80〜150万円あたりが中心で、案件の供給は比較的安定しています。

直接受託・紹介経由

過去のクライアント・上司・取引先・LinkedIn経由でのオファーは、事業企画フリーランスの月150〜300万円レンジ案件の主要チャネル。在籍しているうちから関係を保っておくことが、独立後の単価を支える大きな資産になります。

もっとも、独立直後から紹介経由だけで案件を埋めるのは難しいのが実情です。実態調査では案件獲得経路としてエージェント利用が44.6%と最も多く、登録社数は2〜3社という回答が48.5%を占めました〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。入口の段階では複数のエージェントに登録して案件の母数を確保しつつ、紹介経由の比率を時間をかけて高めていく――この二段構えが、事業企画フリーランスの案件獲得では取りこぼしの少ない始め方になります。

事業企画フリーランス開始の準備ポイント

副業フェーズでの市場価値測定

まずは事業会社に在籍したまま、就業規則の範囲で副業案件を受け、独立後の単価を見積もる起点にする進め方が一般的です。スポットコンサル(ビザスク・MIMIR)から開始し、3〜6ヶ月後にコンサル特化系エージェント経由の専門案件にステップアップする経路が標準的です。

副業フリーコンサル完全ガイドで、副業段階の単価相場と案件獲得を整理しています。

特化領域の特定

単価レンジを引き上げる鍵は、特化領域をどこに置くかです。BtoB SaaS・DX・新規領域進出・グローバル展開・ヘルスケア・FinTechなどのなかから、自分の実務経験がいちばん厚い領域を軸に据えるのが手堅い選び方でしょう。

法人化と税務処理

独立後しばらくは個人事業主として、毎年の確定申告で所得を申告するのが基本です。所得が一定規模を超えると、所得税は累進税率で最高45%まで上がる構造のため〔出典: 国税庁 No.2260 所得税の税率〕、月単価100万円超のレンジで継続稼働する場合は、独立後6ヶ月〜1年の段階で法人化を検討する人が多くなります。事業企画フリーランスは月単価が比較的高い水準にあるため、法人化による節税の余地も生まれやすい働き方だと言えます。具体的な税負担は所得や経費構成で変わるため、税理士への相談も含めて判断するのが手堅いでしょう。

フリーコンサルの法人化で、法人化の最適タイミングを整理しています。

💡 ポイント

事業企画フリーランスは、経営企画フリーランスとは異なり特定事業領域の深さに専門特化する設計が中心。BtoB SaaS・ヘルスケア・FinTechなどの希少領域に特化する層は、月単価200〜300万円のレンジに到達できる構造です。新規事業立ち上げ・PoC設計・既存事業グロース戦略の実行経験を持つ層が、独立後の単価形成において最も有利な動き方になります。

🗣 代表コメント

「事業企画フリーランスは、新規事業立ち上げ・PoC設計・グロース戦略の実行経験を持つ方にとって、独立後の単価レンジを最大化できる希少な領域です。100件超の支援で見てきた範囲では、特化領域(BtoB SaaS・ヘルスケア・FinTech等)を明確に持つ方が、独立後月単価200〜300万円のレンジに到達するケースが多くなります。事業会社視点の実行可能性判断と特定領域の深い専門性が、独立後の単価形成における中核要素になっています。」

NewAceで扱う実際の案件事例

ここではフリーコンサルの案件に近い案件を、NewAceで公開中の事例から取り上げます(報酬・期間は掲載時点の目安)。

最新の募集状況はNewAceの案件一覧でご確認ください。

よくある質問

Q1. 事業企画フリーランスと経営企画フリーランスは何が違いますか?

経営企画フリーランスは企業全体の経営戦略支援(中期計画・M&A・全社FP&A)が中心、事業企画フリーランスは特定事業のグロース戦略・新規事業立ち上げが中心。月単価レンジは同等(月80〜250万円)ですが、関与の幅、対話する経営層、特化する領域の方向性がそれぞれ異なります。

Q2. 事業企画フリーランスは何歳から始められますか?

事業企画・新規事業部門での実務経験5年以上が標準的な独立条件で、35〜50歳のレンジが中心の独立タイミング。新規事業の立ち上げを実際に動かした経験があれば、35〜40歳でも月単価150万円超に届くケースは珍しくありません。

Q3. 事業企画フリーランスの案件は安定的に供給されていますか?

新規事業領域のフリーコンサル市場は近年急速に拡大しており、案件供給は比較的安定的です。NewAce・PROsheet・新規事業特化系エージェントが、事業企画フリーランス案件の主要供給源。複数のエージェントに並行して登録し、案件の選択肢を広げておく進め方が一般的です。

Q4. 事業企画フリーランスで月単価300万円超に到達するには何が必要ですか?

特化領域(BtoB SaaS・ヘルスケア・FinTech・新興国市場進出など)への深い専門性、複数の新規事業立ち上げ実績、PE投資先・上場準備中スタートアップでの事業企画経験のいずれかが、月単価300万円超への到達条件。直接受託の案件比率を高めていく工夫も効いてきます。

Q5. 事業企画フリーランスは複数案件を並行受任できますか?

並行受任は可能ですが、各案件の月稼働時間と業務範囲の重なりを考慮した設計が必要。1案件あたり月60時間ほどの稼働を見込むなら、並行できるのは月2〜3案件あたりが上限でしょう。受任時に競合関係を確認し、機密情報の扱いをルール化しておくことが、リスク管理の要になります。

Q6. 事業企画フリーランスから法人設立に進むタイミングはいつですか?

月単価100万円超のレンジで継続稼働する見通しが立った段階、独立後6ヶ月〜1年のタイミングが標準的な検討時期です。年間収入が1,000万円台後半のレンジに入ってくると、所得税の累進税率〔出典: 国税庁 No.2260〕との兼ね合いで法人化の経済効果が見えやすくなる、というのが一つの目安。最終的な損益分岐は経費構成で変わるため、税理士に試算してもらうのが確実です。

事業企画フリーランス|タイプ別の判断指針

新規事業立ち上げ経験を活かしたい層

新規事業立ち上げの経験を活かしたい層は、NewAce・PROsheet・新規事業特化系エージェントへの登録から始めるのがよいでしょう。月単価100〜180万円あたりで、0→1の立ち上げ案件に継続して関わっていけます。

BtoB SaaS・ヘルスケアなど特化領域を持つ層

BtoB SaaS・ヘルスケア・FinTech・新興国市場進出などの特化領域を持つ層は、月単価200〜300万円のレンジまで届きやすい層です。特化領域の希少性がそのまま単価を左右するため、自分の専門性をはっきり打ち出しておくことが効きます。

グロース戦略・既存事業改善を強みとする層

BtoB SaaSのグロース責任者やEコマースのグロース経験者は、月単価120〜200万円あたりで継続的に稼働しやすい層です。KPI設計や施策ロードマップを動かした経験が、案件マッチングで強みになります。

グローバル展開・海外子会社経営支援を強みとする層

グローバル展開や海外子会社の経営支援を強みとする層は、月単価150〜250万円あたりで案件が決まりやすい傾向。商社やグローバル企業の出身者が、主な参入レンジになります。

事業企画フリーランスは、経営企画フリーランスと違って特定事業の深さに専門特化していくのが基本線です。新規事業の立ち上げ・PoC設計・既存事業のグロース戦略を実際に動かした経験を持つ層ほど、独立後の単価形成で有利に働きます。

事業企画フリーランス案件を月100〜250万円レンジで紹介

この記事を執筆した人

  • 長尾 浩平

    新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。

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