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副業で顧問をやるには|報酬相場・始め方・本業との両立を解説【2026】

副業で顧問をやるには|報酬相場・始め方・本業との両立を解説|NewAceマガジン

副業・兼業

2026.06.24

これまで積んできた専門知を、独立まで踏み切らずに副業で活かせないか。そう考える在籍コンサルや経営経験者にとって、顧問という関わり方は入りやすい入口になります。月1回の壁打ちから始められ、稼働が軽い分だけ本業と両立しやすいのが持ち味です。

ただ、報酬は月数万〜30万円程度と、フリーコンサルの実行案件よりは控えめ。いきなり大きく稼ぐというより、知見提供や壁打ちから関与を深め、専門性を磨いていく場と捉えるのがよいでしょう。

働く側・使う側の双方を見てきた立場から、関わり方、報酬相場、始め方、本業との両立、向いている人までを整理します。

この記事でわかること💡
  • 副業顧問の関わり方
  • 副業顧問の報酬相場
  • 副業顧問の始め方
  • 本業との両立の注意点
  • 副業顧問に向いている人

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それでは、本章をチェックください。

副業顧問の関わり方

副業顧問は、関わり方によって稼働も報酬も変わります。本業がある分、軽い関与から始めるのが基本です。

関わり方稼働主な役割
スポット相談月1回〜単発壁打ち・セカンドオピニオン
月額アドバイザー月1〜2回継続的な助言・人脈
専門領域顧問月2〜4回特定領域の知見提供
プロジェクト助言期間限定新規事業等への伴走助言

スポット相談がもっとも軽く、専門領域顧問やプロジェクト助言になるほど関与が深まります。本業の負担と相談しながら、関わり方を選びたいところです。

顧問契約の相場で、顧問報酬の全体像を整理しています。

📊 NewAce支援データ

NewAceが関わる新規事業領域では、副業で顧問やアドバイザーを担う人は、まず月1回の壁打ちから始めるケースが目立ちます。本業の知見を求められて関わり、信頼を得るうちに関与が深まる流れ。副業顧問は収入の柱というより、専門性を試し、人脈を広げ、将来の独立を見据える入口として使われている印象です。

副業顧問の報酬相場

副業顧問の報酬は、稼働が軽い分、フリーコンサルの実行案件より控えめです。関わり方によって幅があります。以下は公開情報やNewAce支援の範囲で見える水準をもとにした目安で、専門領域の希少性や企業規模によって上下します。

関わり方報酬の目安
スポット相談1回1万〜5万円
月額アドバイザー月3〜10万円
専門領域顧問月10〜30万円
時間単価1万〜3万円/時

月額アドバイザーで月3〜10万円、専門領域を継続的に見る顧問で月10〜30万円が一つの目安。助言中心の関わりでは、報酬より「専門性が外で通用するか」を確かめる意味合いが大きい。一方、実行まで踏み込むフリーコンサル案件はさらに上のレンジになります。独立したフリーコンサルでは月単価140〜160万円が18.5%、160万円超が41.5%を占め〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕、助言と実行では報酬の桁が変わると読み取れます。副業顧問はその手前で、稼働を抑えながら専門性を試す段階に位置づけられます。

副業顧問 タイプ別の関わり方と報酬

業務委託コンサルの契約と実務で、実行を担う業務委託の単価レンジを整理しています。

副業顧問の始め方

副業顧問は、いきなり案件を探すより、自分の専門性を整理することから始めます。何を助言できるかが明確なほど、声がかかりやすくなります。

ステップ内容
1. 専門性の棚卸し何を助言できるか言語化
2. 提供価値の整理誰のどんな課題を解けるか
3. 案件の探索紹介・エージェント・SNS
4. 条件のすり合わせ稼働・報酬・期間を確認
5. 契約・開始業務委託契約で開始

最初は知人紹介から始まることが多く、慣れてきたらエージェントやマッチングサービスを使うと幅が広がります。まず専門性を言語化しておくことが、何より効いてきます

顧問紹介サービスの比較と選び方で、案件を探すサービスの選び方を整理しています。

💡 ポイント

副業顧問は稼働が軽く本業と両立しやすい入口です。報酬は月数万〜30万円と控えめでも、専門性を試し、人脈を広げ、将来の独立を見据える価値があります。まず自分の専門性を言語化し、知人紹介やエージェントで軽い関与から始めるのが妥当でしょう。実行まで踏み込みたくなったら、業務委託・フリーコンサルへ広げる道もあります。

本業との両立の注意点

副業顧問は軽いとはいえ、本業との両立にはいくつか注意点があります。トラブルを避ける準備が要ります。

注意点内容
就業規則の確認本業の副業可否・申請手続き
競業避止本業と競合しない領域か
利益相反守秘義務・情報の扱い
稼働の調整本業に支障が出ない範囲か

まず確認すべきは本業の就業規則。副業が認められているか、申請が要るかを押さえます。競業避止や利益相反にも注意し、本業と競合しない領域で関わるのが安全です。

役員の副業という働き方で、経営層が副業で関わる際の留意点も整理しています。

副業顧問に向いている人

副業顧問は、誰でもすぐにできるわけではありません。求められるのは、助言として価値を出せる専門性と経験です。

向いている人理由
特定領域の専門家希少な知見が求められる
経営・事業経験者経営目線の助言ができる
コンサル経験者課題整理・助言に慣れている
独立を視野に入れる人専門性と人脈の試運転になる

特定領域の専門家や経営・事業経験者は、助言だけで価値を出しやすい。コンサル経験者は課題整理に慣れており、副業顧問と相性が良いでしょう。独立を考える人にとっては、本業を持ったまま専門性を試せる場になります。実行に踏み込む副業の始め方は新規事業の副業コンサルの始め方で整理しています。

副業顧問 形態別の月額報酬上限
🗣 代表コメント

「副業で顧問を始める方には、収入より経験を取りにいくつもりで、と伝えています。100件超の支援で見てきた範囲では、副業顧問の報酬はフリーコンサルの実行案件より控えめ。それでも、本業を持ったまま自分の専門性が外で通用するかを試せる価値は大きい。月1回の壁打ちから始めて、求められる手応えを得てから独立を考える。そういう段階的な入口として、副業顧問はとても有効だと思います。」

よくある質問

Q1. 副業で顧問はできますか?

本業の就業規則で副業が認められていれば可能です。月1回の壁打ちなど稼働の軽い関わり方から始められ、本業と両立しやすいのが特徴。経営経験や特定領域の専門性があると声がかかりやすくなります。

Q2. 副業顧問の報酬相場は?

スポット相談で1回1万〜5万円、月額アドバイザーで月3〜10万円、専門領域顧問で月10〜30万円、時間単価で1万〜3万円が目安。実行まで踏み込むフリーコンサル案件はさらに上のレンジになります。

Q3. 副業顧問はどう始めますか?

まず自分の専門性を棚卸しし、誰のどんな課題を解けるかを整理します。最初は知人紹介から、慣れたらエージェントやマッチングサービスで案件を探すと幅が広がります。専門性の言語化が起点です。

Q4. 本業と両立する際の注意点は?

本業の就業規則で副業の可否・申請を確認し、競業避止や利益相反、守秘義務に注意します。本業と競合しない領域で、本業に支障が出ない稼働に抑えましょう。

Q5. 副業顧問の報酬は確定申告が必要ですか?

給与所得者が副業で得た所得(収入から経費を引いた額)が年20万円を超える場合、確定申告が必要になります〔出典: 国税庁「確定申告が必要な方」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm〕。顧問報酬は雑所得や事業所得として扱われるのが一般的で、20万円以下なら所得税の確定申告は不要でも、住民税の申告は別途求められる点に注意。要件は個別事情で変わるため、最終的な判断は税理士や所轄の税務署に確認するのが安全です。

Q6. 副業顧問に向いているのはどんな人ですか?

特定領域の専門家、経営・事業経験者、コンサル経験者、独立を視野に入れる人が向きます。助言だけで価値を出せる専門性と経験があるほど、副業顧問として求められやすくなります。

Q7. 副業顧問から独立につなげられますか?

つなげられます。本業を持ったまま専門性と人脈を試し、手応えを得てから独立を判断する人が多くいます。副業顧問は、独立前の試運転として有効な入口です。

副業顧問——判断の指針

まず軽く専門性を試したい人

本業を持ちながら知見を試したい人は、スポット相談(1回1万〜5万円)や月額アドバイザー(月3〜10万円)から始めるのが合理的な選択肢でしょう。

専門領域で継続的に関わりたい人

特定領域を継続的に見たい人は、専門領域顧問(月10〜30万円)として関わるのが向きます。

独立して実行まで担いたい人

助言だけでなく手を動かす実行まで担いたい人は、副業顧問から業務委託・フリーコンサルへ広げる道が選択肢になります。実行を担うと報酬は一段上がる傾向で、独立後に収入が増えたとする人は83.1%にのぼります〔出典: NewAce調べ(NewAceフリーコンサル実態調査2026, n=130)〕。副業顧問で手応えを得てから、この道を検討するのが妥当でしょう。

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この記事を執筆した人

  • 長尾 浩平

    新規事業創出や事業戦略の専門家として、多様な業界での経験を持つコンサルタント兼起業家。 東京工業大学大学院 生命理工学研究科、および中国・清華大学大学院 化学工学科を卒業。グローバル企業において研究開発、新規事業企画、新市場参入戦略の立案、M&A支援、DXコンサルティング、営業戦略策定など、多岐にわたる業務を担当。業界を横断した豊富な経験を活かし、事業成長と競争力強化を支援する総合コンサルティングを提供。 2024年1月にVANES株式会社を創業し、企業の持続的成長を支援。変化の激しい市場環境において、戦略立案から実行支援まで一貫したアプローチで企業価値の最大化に貢献している。

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